特集

2010年4月4日日曜日

バレンシア風パエリア、ホタテのカバソース

4月3日の晩御飯。新しいレシピ本を買ったせいもありますが、今週もスペインです。

・バレンシア風パエリア
 
パエリアの元祖ともいうべきバレンシア風のパエリアです。日本ではシーフードのパエリアが知名度高いですが、元祖は鶏肉&ウサギ肉と豆という山のパエリアです。
レシピでは鶏肉と骨付きウサギ肉、インゲン、リマ豆&白インゲン豆(乾燥)の組み合わせでしたが、ウサギ肉を安価に手に入れるのは難しいので、手羽先で代用しました。というか、インゲンの代わりにアスパラガス、リマ豆の代わりにグリーンピースといろいろ置き換えしているので、あくまで「バレンシア風」です。
今回のレシピでは、ニンニクや玉葱は入れず、ローズマリーで香りづけ、サフランとパプリカでしっかり色づけします。さっぱりとした味わいで、いつものパワー系のパエリアとはまた違ったよさがありました。ちなみにアスパラガス、とろけるようになってとてもおいしかったです。



・ホタテのカバソース
 
バターで軽くソテーしたホタテを、炒め玉葱&カバ(カタルーニャのスパークリングワイン)、生クリーム、レモンで作ったソースとあえていただきました。ワインとしてはリーズナブルとはいえ普段使っている料理用白ワインと比べるとだいぶお高いので、意を決して、開けたばかりのカバを投入しましたが(笑)、濃厚だけれども酸味が利いて、わずかに甘味もあるソースは絶品でした。料理用白ワインでも近い味わいが出せるか、今度試してみます。





本日のワイン:スペイン・カタルーニャのカバ CAVA(発泡性・白ワイン・辛口)

フランスのシャンパンとほぼ同じ作り方(瓶内二次発酵)をするスペイン・カタルーニャのスパークリングワインです。5000円近くするシャンパンに比べると、1000円~2000円で入手できるのでリーズナブルです。今回は、その一部をつかってホタテのソテーにあわせるソースになってもらいましたが、もちろんお酒としての相性も抜群、泡立ちも繊細でなかなかよかったです。



参考レシピ:
Vicky Harris and John Newton, The food of spain. Whitecap (2008)


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