6月13日の晩御飯。昨晩に引き続いてバスク料理です。
・マグロのタルタル
今回初出。マグロのタルタルです。材料を細かく切って混ぜるだけですが、非常においしいです。
タルタルステーキとは:
本当のタルタルステーキは、生の牛肉・馬肉などで作ります。タルタルとは「タタール人」(モンゴル・テュルク系民族)の意味で、彼ら西方の遊牧民族から伝えられたとされています(異説もあり)。今回のレシピ本によると、バスク料理の世界で、マグロでタルタルを作るようになったのは、ごく最近のことだが急速に普及した、とのことです。料理の世界を席巻しているバスク料理ですが、この辺りは案外和食の影響かもしれません。
・トマトと玉葱のサラダ
今回初出。バスクの夏の風物詩らしいです。スライスにしたトマトのうえに、玉葱の薄切り、唐辛子を載せます。今回は、沖縄の島唐辛子です。青唐辛子を使えば、赤・白・緑とバスクの国旗(シンボル)になるそうです。ここにオリーブオイルとバルサミコ酢をかけていただきます。まさにシンプルで、頻出に構成要素ですが、予想以上においしかったです。
・あさりご飯
毎度おなじみのあさりご飯です。「カレイのグリーンピースソース」で、アサリを使うので、つくることにしました。
・カレイのグリーンピースソース
今回初出。昨日は、パセリ主体のグリーンソースに、後からグリーンピースを加えたものでしたが、今回は、グリーンピースとニンニクをペースト状にしてつくったグリーンソース(+白ワイン)をかけてつくるオーブン焼きです。レシピ本がHalibut(オヒョウ;大型のカレイ)でしたので、今回はカレイの切り身を使いました。あさりも加えるので、とても濃厚でしたが、おいしかったです。
本日のお酒:フランス・シードル(辛口)
シードルとはりんごで作る発泡性のお酒です。今回はフランス産ですが、シードルはバスクでも名物です。
参考レシピ;
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)
(あさりご飯以外)
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