4月24日の晩ご飯。再びバスク料理です。
・ゴボウのバター炒め
今回初出。西洋ゴボウ(salsify)を使ったレシピですが、今回は普通のゴボウで挑戦です。レモン汁に晒した後、10分ほど茹で、バターで炒めて、イタリアンパセリと和えるだけです。レシピ本には、「アーティチョークとアスパラガスの間のような味」と表現されていましたが、言われてみれば確かにそんな感じです(日本のゴボウで作った場合でも)。なかなかおいしかったです。
・カニの身のオーブン焼き(チャングロ Txangurro)
バスクの名物料理です。本来は蟹の甲羅に身を詰めてオーブン焼きにします。今回は、タラゴン(乾燥品を使用)とトマトペーストで味付けるレシピを使いました。以前作ったときは、タラゴンの葉が多すぎて少し匂いがきつくなってしまったのですが、ほんのりと効かせたらおいしくなりました。
・コーンリゾット
トウモロコシが売られていたので思わずつくってしまいました。トウモロコシの茹で汁で炊き上げるリゾットです。今回はレシピ本通り仕上げに羊乳のチーズを使いました。なかななかにおいしいのですが、夏の盛りの方がトウモロコシが甘くなるのでよりおいしくなるようです。また夏に挑戦します。
・赤イカのステーキ、レモンバターとアーモンド風味
赤イカの分厚い切り身があったのでつくってみることにしました。この間は、薄いイカで作ったらカールしてしまったので再挑戦です。コリアンダー(粉末)、オリーブオイルなどでマリネしたイカの切り身をソテーし、バター、レモン汁、ローストアーモンドなどをあわせて作ったソースでいただきます。爽やかかつ濃厚でとてもおいしかったです。
・鶏肉のバスク風煮込み
タイムを効かせた鶏肉のトマトソース煮込みです。カラーピーマン(今回は黄色)を入れるところがバスクらしいところです。普通においしいです。
参考レシピ:
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)
→ゴボウのバター炒め、コーンリゾット、赤イカのステーキ・レモンバターとアーモンド風味
Vicky Harris and John Newton, The food of spain. Whitecap (2008)
→カニの身のオーブン焼き(チャングロ)
中野寿雄「美味しいフランス家庭料理」大泉書店(2007)
→鶏肉のバスク風煮込み
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