10月16日の晩御飯、少し和テイストにアレンジした魚食中心のレバノン料理です。
・レバノン風サラダ
ニンニク・レモン汁・オリーブオイルの東地中海風ドレッシングをかけていただくレバノン風のサラダです。乾燥したパン(今回は既製品)を入れるのが特徴です。
・カボチャのスープ
レバノン風のカボチャのスープです。特にスパイスを入れるわけでもなく、肉のブロードでカボチャを煮こんでピュレにするだけです。今回ははじめに鶏肉を煮こんでそのまま具にしてしまいました。一応初出。
・イナダの生キビ(Kibbe nayyeh)
とても大きなイナダの半身が売られていたので、フィッシュキビを作りました。イナダの身とコリアンダー(粉)、パセリ、オレンジピール(今回はカボス皮)、玉ねぎなどいかにも魚に合いそうなものをませてミンチ状にし、茹でたブルガー小麦(ひき割り小麦)を混ぜたものです。刺身用のイナダを使ったので、生でも頂きました。レバノンではラム肉の生キビがメジャーなようです。刺身文化の日本では、畜肉に比べて魚肉のほうが、生食での取扱が楽なので、生キビを食べるなら魚肉がオススメです。ミンチ状にするときによく冷やすのがポイントです。焼いた時とはまた異なる味が楽しめます。
・レバノン風イナダご飯
イナダの半身はとても大きかったので、およそ半分を使って、魚のご飯を作りました。まずソース状にした炒め玉ねぎの入ったお湯で切り身をよく煮こんで、スープを作ります。そのスープで炊きこんだのが、こちらのご飯です。こちらはクミン風味が効いています。炒った松の実とレモン汁(今回はカボス汁)を効かせたスープをかけていただきます。カボスを使ったこともあって少し和テイストになっていますが、とてもおいしかったです。
・イナダのフィッシュキビ(魚肉のミンチとブルグール小麦のオーブン焼き)
魚肉のキビを焼いたものです。魚肉ソーセージを彷彿とさせる味になりますが、焼きたてはとてもおいしいです。
焼き上がりはこんな感じ。
参考レシピ:
Dawn, Elaine & Selwa Anthony. Lebanese Cooking. Perplus (2005)
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