12月9日の晩御飯、北イタリア料理です。
・イサキのマリネのサラダ
刺身に使えるイサキ1匹を買ったので、一部を刺身用のサクにしてもらいました。それを使ったのがこちらです。レモン汁でマリネしたセビーチェ風の前菜です。とてもおいしいです。
・イサキのカルパッチョ
せっかくの刺身用のサクなので、一部をカルパッチョにしました。パーシャルにイクラも残っていたので、それも添えてみました。少ない量でつくったミニカルパッチョですが、十分に楽しめました。
・馬肉のカルパッチョ
初の「馬刺し」に挑戦です。ヴェネトなど北東イタリアでは馬肉を食べる習慣があります。郷土料理として有名なのは、赤ワイン煮込みですが、今回はカルパッチョにしてみました。ベネチアのカフェが始めたと呼ばれるカルパッチョ、現地でも生魚を使った刺身風も食べられていますが、本来は生の牛肉を使うもの、というわけで、安全性が確保されている馬肉を使ったカルパッチョに挑戦してみました。牛や羊のような匂いは全くなく、まさに絶品に仕上がりました。刺身用の馬肉、普段買っている肉と比べると少々値が張りましたがまた食べたいです。
こちらが刺身用の馬肉、福島県産(会津)の肩肉(赤身)です。会津名産のにんにく味噌も添えられていました。これがまたイタリア料理とよく合いました。
・イサキのスープ
イサキのあらを使ったイタリアのスープです。ミニパスタを浮身に使っています。
・ミルクのリゾット
アロス・コン・レチェとは違い、甘くないミルクのリゾットです。塩味をつけ、さらにパルミジャーノを加えます。デザートではなく、食事の位置づけです。味わいとしてはドリアに近い印象です。一応新作。
本日の赤ワイン:イタリア・ピエモンテ州・Barbera d'Asti(バルベーラ種、辛口赤)
本日の白ワイン:日本・山梨県(甲州種、やや甘口微発泡)
北イタリアの赤ワインはしっかりとした味わいで、なかなかおいしかったです。実は、もう少し軽めで微発泡赤のランブルスコと迷ったのですが、そちらでも良かったかもしれません。甲州にごりは、やや甘口ですが、甲州種の微妙な苦味のおかげでただの甘いワインにならずに味を引き締めているのかもしれません。この時期限定の早飲みワインで、とてもおいしいので癖になってしまいます。
参考レシピ:
Tessa Kiros. Venezia -food and dreams-. Andrew McMeel Publishing (2008)
→イサキのマリネのサラダ、馬肉のカルパッチョ、ミルクのリゾット
石川みゆき「たった15分でイタリア家庭料理」(青春出版社)2007
→魚のスープ
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