2月24日の晩御飯。イタリア料理、どちらかというと中部っぽいイメージです。
・カプレーゼ
モツァレラチーズは南部(DOPの水牛乳製はカンパニア州)の名産ですが、イタリア全土で食べられています。トマト、バジル、モツァレラ(+オリーブオイル)を並べたカプレーゼも、各地で食べられているようです。今回は昨日のモツァレラ(北海道・牛乳製)、バジルの残りを使いました。
・タイのスープ
レシピ本では、イタリアンパセリとタイを煮込んだものでしたが、だいぶ改変しています。ボロネーゼで使ったセロリの葉っぱ部分を生かして作りました。普段からセロリの葉は食べているので、スープにはそのまま入れています(レシピ的には取り除く)。タイはその前の日に食べた串焼き(ブロシェット)を作るときに切り出した骨の部分です。臭みを取るために火であぶってから水に入れています。
・ボローニャ風ラグーのパスタ(Ragu alla Bolognese)
日本でも「ミートソーススパゲッティ」として古くから親しまれてきたパスタ料理です。いわゆるボロネーゼです。日本の古典的なミートソースとは違い、ケチャップは使いません。セロリが入るのが味の決め手で、牛乳なども加えて煮込みます。ボローニャ周辺で食べた印象では、トマト分は割りと少なく、トマトペーストで仕上げていた印象でした。バターたっぷりで、それはそれでおいしいのですが、うちではバターは少し控えめに、トマトは生&ペーストで仕上げています。タリアテッレ(平打ち麺)とあわせるのがメジャーですが、今回はPici(ピチ)というイタリア中部のパスタにあわせました。中空の太麺です。ソースが絡みやすいフッジリもお勧めです。沢山作れば2日間楽しめます(実は2日目の方が味がなじんでおいしい)。
石川みゆき「たった15分でイタリア家庭料理」(青春出版社)2007
→「タイのスープ」
ダニエラ・オージック「イタリア地方のおそうざい」(柴田書店)2005
→「ボローニャ風ラグー」
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