5月4日の晩御飯、バスク料理の前菜・米料理編です。
・ピーマンのポタージュ
焼いたカラーピーマン(赤・オレンジ)を入れたポタージュスープです。今回初挑戦。辛味の穏やかな唐辛子粉も入っています(Piment d'Espelette; 辛味の穏やかな韓国産唐辛子で代用)。焼きピーマン(パプリカ)の甘味とあいまって、非常においしかったです。
・シラスのニンニク炒め
本来はウナギの稚魚でつくるバスクの名物料理です。昨今、ただでさえ数が少ないウナギの稚魚をこんな風に食べるのは難しいので、白魚でつくるのがお勧めです。今回は生シラスを衝動買いしていたので、そちらでつくりました。シラスの場合、レシピ本に従ってシェリービネガーで下茹すると(30秒)、やわらかくなりすぎてごらんの通りのペースト状になってしまいました。浸透圧を忘れてました。きちんと釜揚げのようにするか、おとなしくそのまま炒めるのがお勧めです。見た目はこんなんですが(笑)、味のほうは美味しかったです。
ちなみに、南イタリア風の生シラスのマリネも作りました(前日)。
朝食に、そして本日のおつまみとしていただきました。
・あさりご飯
いつもの定番です。メインの方で魚のブロード(市販品の粉使用)を使ったので、今回はブロードを加えました。お米を無洗米ななつぼし(北海道)に切り替えたこともあって、べたつかず、ほどよい炊き具合になりました。
参考レシピ:
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)
→シラスのニンニク炒め(本当はウナギの稚魚)、ピーマンのポタージュ
おおつきちひろ「スペインの熱い食卓」(文化出版局)1995
→あさりご飯
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