7月18日の晩御飯。なんとなく敷居が高いと思っていて、ほとんど手付かずだったフランス料理に挑戦です(スペイン・フランスの境界にあたるバスク料理以外)。といっても同じく南仏(プロヴァンス、ラングドック)が中心なので、頻繁に作っているイタリア、スペイン料理とかなり共通点が多いです。
・ラングドック風いわしのマリネ
結構凝ったマリネです。炒めた野菜(ズッキーニ、マッシュルーム、玉葱)をイワシの上に載せ、ニンニク・唐辛子を炒めたオイルにスパイス(ローリエ、タイム、コリアンダーシード)を混ぜたものを振り掛けます。今回ははやくつけるために、塩漬け(冷蔵庫で20分程度)とし、ワインビネガーは薄めずに使いました。熱いものを上からかけるのでイワシは微妙に加熱されます。これまでのイワシのマリネとは違った食感で、とてもおいしかったです。
・プロヴァンス風野菜のグラタン
炒めた野菜をかっこよく?並べて、タイムとパルミジャーノチーズを振りかけて、オーブン焼きにします。スペイン料理としてかなり近いものを作ったことがあります。シンプルな構成ながらとてもおいしかったです。
・アスパラガスのムースリーヌソース
茹でて軽く炒めたアスパラガスに、卵黄・バター・レモン汁をあわ立てたソースを添えます。泡立ちに課題が残りますが、とてもおいしかったです。
・カレイのマルセイユ風
ニンニク、セロリ、玉葱、ピーマンたちを炒めた後に、白ワインを注ぎ、塩コショウを振ってソテーしたカレイを蒸し煮にするという料理です。しばしば作る範疇のものではありますが、とてもおいしかったです。本当はスターアニスの香りをつけるようです。
カレイ、とってもおいしかったですが、この形の魚をさばくのは慣れていないので、皮を剥くのに少々難儀しました。もう少し練習しないと・・・。
本日のワイン:フランス・白(辛口、発泡)
スペイン国境に近い南仏・リムー(Limoux)のスパークリングワインです。試飲につられて半ば衝動買いしたワインですが、繊細な泡立ちで、とてもおいしかったです。
参考レシピ:
中野寿雄「美味しいフランス家庭料理」大泉書店(2007)
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