9月19日の晩御飯。レバノン料理・メイン編です。
・カツオのキビナッイェ
キビ(kibbe)とは、肉にブルガー小麦、野菜(玉葱・パセリ)、スパイス(コリアンダーシード粉)などを混ぜて、パテ状にしたものです。主にラム肉で作られ、ミートローフのようにしてオーブン焼きにしたり、ボール状にして焼いたり揚げたりスープの中に入れて煮込まれたりなど多様な食べられ方をしています。場合によっては生で食べられることもあり、キビナッイェ(Kibbe nayyeh)と呼ばれています。魚で作るキビのレシピがあったので、生キビにも挑戦してみました。カツオのタルタルに非常に近いイメージですが、ブルグール小麦をそこに足すようなイメージです。前回、ビンチョウで焼きキビを作ったときと同じレシピということもあって、生で食べるとだいぶおとなしい感じでした。ニンニクや葱などの薬味を足してもいいかもしれません。
・カツオのキビ団子
今回は生キビとして作りましたが、だいぶ沢山できてしまったので、一部を冷凍、一部を団子にして焼きました。現地ではラグビーボール状にして揚げることが多いようです。焼くと香りがたち、旨味が増す印象です。適当に揚げ焼きにしただけですが、とてもおいしかったです。味的には「さんが焼き」に似ています。醤油が合うかも(笑)。
・ラムのヨーグルト煮込み
ラム肉を玉葱、シナモンスティックと共に煮込み、その後、レバノン風ヨーグルトソース(ニンニク抜き)を加えてさらに煮込み、最後に炒めニンニク+コリアンダーシード(粉)を加えて調味します。ラム肉が柔らかく煮込まれ、とてもおいしかったです。
参考レシピ:
Dawn, Elaine & Selwa Anthony. Lebanese Cooking. Perplus (2005)
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