特集

2011年5月7日土曜日

ジャガイモと白いんげん豆のスープ・オリーブピュレ添えマグロのタルタル、イチジクとインゲンのサラダ、ホワイトアスパラガスのサラダ、豚肉のロースト・シードルソースがけ

5月4日の晩ご飯。最近メジャー化してきたバスク料理です。
フランス料理の一大潮流でありながら、独自色も強く、またスペイン料理の影響もあります。
(魚のベルデソースなど、バスクからスペイン全土に広がった料理も多い)

・ジャガイモと白いんげん豆のスープ、オリーブピュレ添え
 
ジャガイモと白いんげん豆、玉ねぎなどを煮込んだスープです。オリーブのピュレがアクセントを添えてくれるのでとてもおいしいです。



・マグロのタルタル
 
洋風ネギトロともいえるかもしれません。小ネギ、オリーブオイル、Piment d'Espelette(うちでは韓国唐辛子で代用)、マヨネーズ、ケーパー、レモン汁などを合わせます。今回はマグロの肉をつぶしすぎないように気をつけ、レモン汁やマヨネーズも控えめで、水っぽくならないようにしました。とてもおいしくなりました。本来のタルタルは牛肉で作りますが、日本ではマグロで作ったほうがリスクが少ないです。




・イチジクとインゲンのサラダ
 
久々に作りました。ネギとシェリービネガーを合わせたソースに良く合います。今年の初イチジクです。



・ホワイトアスパラガスのサラダ
 
半ば定番化してきましたが、穂先が甘くてとてもおいしいです。



・豚肉のロースト、シードルソースがけ
 
今回初出のメイン料理。玉ねぎ、リンゴ、セロリと共にロースとした豚肉を、シードル(リンゴの発泡酒)、ブロード(今回は野菜の煮汁)で煮込みました。ソースは煮詰めて、仕上げにかけます。本当は、骨付きの塊肉のレシピですが、岩手産の豚ロースを使いました。ほどよい甘みでとてもおいしかったです。



参考レシピ:
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)
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