特集

2012年10月18日木曜日

ハーブのオムレツ、焼きナスのディップ、タブーリ、揚げキッビ、キッビのヨーグルト煮、キダイのオーブン焼き

10月14日の晩御飯、2ヶ月ぶりにレバノン料理です。

・ハーブのオムレツ

イタリアンパセリとミントがたっぷりのオムレツです。生地には小麦粉も少し入っています。一応今回の新作です。極めてシンプルな一品ですが、なかなかおいしかったです。ハーブが無駄になりそうになった時にはぜひ作りたい一皿です。


中身はこんな感じ。



・焼きナスのディップ
 
毎度おなじみの定番です。焼きナスは皮をむいてからディップ状にしています。


・タブーリ

パセリとミントと小ねぎがメインのサラダです。ブルガー小麦も混ぜます。大型のキプロス産のブルガー小麦を使いました。


・揚げキッビ

ミンチにした肉と玉ねぎ、ブルガー小麦(挽き割り小麦)、スパイス類などを混ぜて練った生地がベースです。普段はラム肉で作ることが多いのですが、今回は牛肉です。ブルガー小麦にはレバノン産を使いました。細粒なので予め下茹ではせず、水につけて絞ったものを使いました。揚げキビ初めてです。意外とさっぱりしていて、非常においしかったです。


・キッビのヨーグルト煮
 
米も入ったヨーグルトソースに、キッビの団子を加えて煮込みます。相当久しぶりに作りました。その時はうまくいかなかったような気もするのでほとんど初めてです。米のとろみも加わってスープはどろりとし、濃厚かつさわやかな味わいでおいしくできました。実はちょっと前に作った鶏ブロードも加えたのでそれも効いているかもしれません。

レバノン料理のヨーグルトソースには、卵白が入っていることが多いようです。これが今ひとつうまくいかなかったのですが、今回は大量のヨーグルト(約1パック400g分)に卵1個分の卵白をよく混ぜ、ある程度冷えたスープ(今回は鶏ブロード+米)に加えてよく泡立てました。その後加熱をしたところ、泡は消えず(むしろ硬化)分離もせずに良い感じになりました。コツをつかめたような気がしたのでミハシ(ドルマ)を作るときにも応用してみたいです。


・キダイのオーブン焼き、タヒーニソースがけ、
 
定番です。オーブン焼きにしたキダイにタヒーニソース(練りゴマ+ニンニク+今回は柚子汁)をかけていただきましした。レシピ本的には、レモンの輪切りの上に魚をのせて、オーブン焼きにすることになっていましたが、どうも苦くなってしまうことが多いのでこれまで避けてみました。今回、輪切りの柚子を使ったところ非常においしくできました。タヒーニソースにも柚子皮を散らしていれたのですが、なかなか良い感じです。少々和風にアレンジしましたが、とてもおいしかったです。



ワインの方は、少し前に開けたレバノンワイン(赤)と昨日開けたフランスのスパークリングをいただきました。なかなか良く合いました。


参考レシピ:
Dawn, Elaine & Selwa Anthony. Lebanese Cooking. Perplus (2005)


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