特集

2013年6月30日日曜日

マグロ/カツオのカルパッチョ(レシピ)

イタリアの代表的生魚料理であるカルパッチョです。

今回は、南イタリア・アマルフィでいただいたマグロのカルパッチョを参考にしました。
レモン皮がさっぱりとした香りと味をもたらすので、マグロやカツオとの相性が最高です。


おおよそ2人前

マグロのサク(カツオもおいしいです!)
ニンニク 1かけ~半分
レモン 小 半分

唐辛子(粗挽き)少々
オリーブオイル
イタリアンパセリ等 あれば(飾り用)

作り方:

・皿にニンニク片をこすりつける。その後、細かいみじん切りにしておく
このやり方は「Venezia -food and dreams-」などのレシピ本にも紹介されていますが、若干オマジナイっぽい所も。なんとなくおいしくなった気がします。白か透明(ガラス)など無地の皿がオススメ。

・刺身用のサクをそぎ切りのような形で薄切りにして皿に並べていく
勝手なイメージでふぐ刺しのように…(笑)薄く切れない場合、半凍結にすれば切りやすいです。

・細かくみじん切りにしたニンニク、レモン皮をふりかける

・塩、唐辛子で味付けし、オリーブオイルをふりかける
辛過ぎない韓国唐辛子(あればPiment d'Espelette)がオススメです。

・ラップして冷蔵庫で少々冷やすとおいしくいただけます。食べる直前にレモン汁をかけてください
コラトゥーラ(ナンプラー・ニョクマムでも可)などの魚醤を隠し味としてレモン汁と合わせてもおいしくなります(まさにタイ料理なエッセンスですが)。



うちではメバチマグロやカツオを使うことが多いです(シーズンにはぜひカツオを!)。キハダマグロや本マグロ、ミナミマグロでも赤身でつくればおいしくいただけるはずです(後2者は高価なので試したことはないですが・・・)。それよりなにより、あれば「生」(解凍ではない)のマグロで作ってください。ドリップの問題が生じず、食感もやはり解凍品より上です。もちろん解凍品でも十分においしくいただけます。


ちなみにアマルフィでいただいたマグロのカルパッチョは、サラダ仕立てで、糸唐辛子が振りかけられていて、番傘のミニチュアが飾られていました(笑)。イタリアンのイメージが強いカルパッチョですが、魚で作るタイプのそれは、現地でも日本(を含む東アジア)の刺身をかなり意識しているのではないかと思います。


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