10月19日の晩ご飯、南北のイタリア料理です。
・牛肉のカルパッチョ風
イタリア北東部・ベネチアで考案された前菜です。手頃な値段の国産もも肉があったので挑戦しました。もちろん、そのまま生食はリスクが大きいので、表面をしっかり焼いてタタキ(レアのステーキ程度)にしました。チーズ、アーティチョーク(のマリネ)、そしてオリーブオイル、レモン汁等をかけて頂きました。肉質も柔らかく素晴らしい味わいでした。
こちらがその牛もも肉(北海道産)です。100g300円以下でした。牛肉をレア気味で食べるのは、あくまでも自己責任ですが、しっかり身の締まった肉であれば、「細菌汚染」されている可能性があるのは表面だけですので、表面をしっかり焼けば(その後、氷水で急冷)大丈夫なはずです(生食用の調理基準に準じて調理)。もちろん、加熱の前後でまな板や包丁を兼用しては絶対にいけません!また加工肉等(牛脂注入や筋切り)は内部まで細菌が浸透している可能性があるので、タタキに使うのはNGです。
・イワシのマリネ
いつものシンプルなマリネです。オーブン焼きに使うためにイワシ(うるめイワシ)を買ったのですが、大量だったので、マリネも作りました。
・パンテッレリア風サラダ
定番のシンプル南イタリアサラダになりました。ケーパーが味の決め手です。
・イワシとフェンネルのオーブン焼きパスタ
イワシと茹でたフェンネルの葉を合わせて作ったトマトソースに、フェンネルの葉の茹で汁(!)で茹でたショートパスタとチーズを合わせて焼き上げたパスタのオーブン焼きです。いかにも南イタリア!といった感じで、ぐっと来る素晴らしい味わいでした。今回の新作かつ大作?です。
こちらが焼きあがった様子です。
本日のワイン:日本・山梨(甲州種、辛口白)
しっかりとした辛口の甲州ワインです。樽っぽい香りもほんのりとあり、味のバランスも素晴らしかったです。
参考レシピ:
Tessa Kiros. Venezia -food and dreams-. Andrew McMeel Publishing (2008)
→牛肉のカルパッチョ
佐藤礼子「シチリアのおうちレシピ」(講談社)2012
→パンテッレリア風サラダ、イワシとフェンネルのオーブン焼きパスタ
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