7月16日の晩ご飯、バスク料理です。
・赤ピーマンのスープ
バスク料理らしいスープです。ロースとした赤ピーマンや辛味の穏やかな唐辛子粉も加えたポタージュスープです。いつもながらとてもおいしいです。
・トマトのサラダ
定番のサラダです。今回はシシトウも加えました。
・あさりご飯
定番のあさりご飯です。土鍋で作るととても美味しいのですが、今回はベルデソースで土鍋を使うのでパエリアパンで作りました。
・仔牛のチーズ巻き
バスク産の羊乳のチーズを仔牛の肉で包み、さらにバスクの生ハム(バイヨンヌハム)で巻きます。今回は仔牛肉はニュージーランド産の冷凍品、チーズには入手しやすいペコリーノロマーノ(イタリア)チーズ、生ハムの代用でパンチェッタ(生ベーコン)を使いました。野菜と共にローストし、白ワインを加えてさらに煮込みます。とても美味しかったです。
・タラとアサリのベルデソース
タラとアサリをパセリと共に煮込んだシンプルなベルデ(緑)ソース料理です。今回は別茹でしたアスパラガスを添えました。
本日のワインその1:スペイン Navarra DO・2006年(メルロー、カベルネソーヴィニヨン、プティヴェルド種・辛口赤・フルボディ)
歴史的なバスク地方にあたるナバラ州のワインです。フランスで多く使われている品種のブドウを使った赤ワインで、かなりしっかりとした(濃い)味わいのワインでした。
本日のワインその2:日本・京都府・2010年(デラウェア・辛口白・微発泡)
微発泡のにごりワインです。デラウェア種で「酸化防止剤無添加」を謳っているところから、甘口かなと思っていましたが、すっきりとした辛口でした。酸味はかなり強めだったので、合わせる料理の相手は選ぶと思いますが、バスク地方のワイン(チャコリ)も酸味が強く微発泡のものが多いので、ちょうどいい感じでおいしかったです。
参考レシピ:
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)
→赤ピーマンのスープ、トマトのサラダ、仔牛のチーズ巻き
おおつきちひろ「スペインの熱い食卓」(文化出版局)1995
→あさりご飯
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