1月26日の晩御飯、北イタリアです。
週末にイタリア料理を作るのは意外と多くないので、この日は気合を入れました。
・ベネチア風イワシのマリネ(Sarde in saor)
松の実やレーズンも入ったベネチア風(北東イタリア)の「南蛮漬け」です。今回は三枚に下ろしたウルメイワシを使いました。甘酸っぱいマリネ液でとてもおいしいです。
・キノコとチーズのパイ
中部ヨーロッパを彷彿とさせる料理です。今回は菌床ブナシメジのソテーに、パルミジャーノ・リコッタ、それにプロセスチーズ(調味料などが入っていないもの)を混ぜました。ずっと以前に作ったきりでしたがとてもおいしかったです。
・本シメジのリゾット
シンプルに炊き上げ、ほぼアルデンテになったリゾットに、本シメジ(菌床)のソテーを加えて、さらにパルミジャーノでマンテカーレします。シンプルですが気合を入れて作りました。キノコを後で加えるのは過度に柔らかくならないように、だそうです。今回はイタリア米を使用。とてもおいしかったです。
・鴨のオレンジソース
ソテーした鴨肉に、オレンジ皮・レモン皮(今回は柚子皮)を玉ねぎと一緒にソテーし、オレンジとレモン汁も加えて仕上げました。以外にシンプルですが、非常においしいです。久しぶりに作りました。イタリア料理はシンプルだけど素材の味が生きている所が素敵です。
・ルッコラのサラダ
定番ですが、北イタリアの料理によく合います。
本日のワイン:日本・長野県(ドイツ系品種・やや甘口白・微発泡)
ドイツ・オーストリアの新酒のイメージらしいです。適度に酸味が効いていてとてもおいしかったです。キノコの料理によく合いました。
参考レシピ:
ダニエラ・オージック「イタリア地方のおそうざい」(柴田書店)2005
→ベネチア風イワシのマリネ、鴨のオレンジソース
ピエロ・ベルティノッティ「リーゾ」(柴田書店)2005
→本シメジのリゾット(レシピではポルチーニ)
「イタリア地方料理の探求」(柴田書店)2005
→キノコとチーズのパイ(レシピではポルチーニ)
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