特集

2010年5月4日火曜日

鴨ご飯、魚介のカタプラーナ

5月3日の晩御飯。この間買ったコリアンダーを救うべくポルトガル料理です。

・鴨ご飯
 
鴨肉が手に入ったので、ポルトガル名物・鴨ご飯に挑戦です。今回は、新しいレシピ、というか、エッセイ本(馬田草織「ようこそポルトガル食堂へ」産業編集センター2008)に書かれていた鴨ご飯がとても美味しそうだったので、これまでのレシピをいろいろ組み合わせて再現してみました。まず、鴨だけに赤ワイン(+野菜、ベーコン)で出汁をとります。今回は、鴨肉といってもスライスを少量だったので、軽くいためた鴨肉を加えた他に、応援団として鶏胸肉の塊も少々入れました。ご飯を炊く段階以降は前回のレシピをおおむね踏襲しましたが、今回はフライパン(+蓋)を使ったらとてもうまくいきました。仕上げは、薄く卵をかけてオーブン焼きです。レシピ的にはよく似ていますが、だいぶ異なる味、いつも以上に美味しく仕上がりました(普通の鶏ご飯も大好物です)。



・魚介のカタプラーナ
 
本来は蓋つき金属鍋(カタプラーナ)でつくるらしいです。この前、友人と集まったときにもつくったメニュー。コリアンダー、玉葱、ニンニクを炒めてあわせたトマトソースをベースに、魚(今回はタイの切り身)、魚介(今回はアサリとブラックタイガー)を入れて煮込みます。さらにピーマン、コリアンダーを載せて、唐辛子粉をかけて仕上げるというちょっと贅沢な鍋料理です。魚介の鍋なのに、ベーコンが入っているのもポルトガルらしいところです。今回は見かけもきれいに仕上がりました。



本日のワイン:ポルトガル・ドウロ(辛口、白)


すっきりとした酸味が特徴のビーニョベルデ(ポルトガルの早飲み微発泡ワイン)と比べると、こちらはしっかりとした味わいです。冷して魚介とあわせると、とてもおいしいです。実は昨日から開けていて、ギリシャ料理とのコラボも楽しんでいました。






参考レシピ:
丹田いづみ「家庭で作るポルトガル料理」(河出書房新社)2008
→魚介のカタプラーナ

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