沖縄旅行2日目、座間味島周辺でシーカヤック&シュノーケルです。
写真は座間味島阿真ビーチを出発するところ。恐ろしいほどの透明度の青い海です。
ちなみにこの日の朝、座間味村役場前で再び猫に会いました。昨日とは別の猫、島のスーパーで「猫島・座間味」(台湾の猫写真家の写真集)という本が売られているほど、座間味島には猫が多いようです。
さて、シーカヤックは、島の西側にある阿真ビーチから出発です。その前に阿真ビーチでひと泳ぎ。
クラゲの姿が目につきましたが、ウミガメを間近で見ることができて感動でした。
シーカヤックに乗って沖合にある無人島、「安鹿名敷(アジャナシキ)島」を目指します。快晴かつ、べたなぎで快適、快走です。
周辺にはラムサール条約指定の無人島が点在しますが、驚くほどの透明度と驚くほどの青さです。
無人島、1kmほどこいで「安鹿名敷島」に到着です。青い海に白い砂で、まるで夢の世界のような美しさでした。
お昼の準備をしていただいている間にビーチでひと泳ぎ、この辺りは海流が強いそうでサンゴは少な目でしたが、澄んだ海にたくさんの魚がいました。
お昼は沖縄そば、無人島でキャンプセットを使っての準備なので、簡単なものかと思っていたら、テビチ(豚足)や長ネギなどを入れてしっかり煮込んだスープの本格的なものでした。食後にデザートやコーヒーもいただいて大満足。
食後は本格的なシュノーケル、少し歩いた岩場から海に入りました。かなり強い海流に驚きましたが、流れに従って魚たちを楽しむというスタイルで、とっても楽に泳ぐ(浮いてるだけ)ことができました。台風の影響でサンゴはだいぶ倒れてしまったらしいのは残念ですが、透明度は高く、多くの魚がいたのでとても楽しかったです。
こんなきれいな蝶々魚も間近にみることができました。
サンゴの上に青色の小魚が群れていてとてもきれいでした。
クマノミのいるイソギンチャクにも案内していただきました。
岸に上がった後は無人島の探検です。日本とは思えない不思議な景観でした。ヤギもいるらしいです。
アダンの木、実は食用ではあるもののかなり渋いらしいです。
無人島から阿真ビーチへ戻る途中、シーカヤックから直接海に入りました。
再びウミガメに遭遇。
そしてシャコガイにも。
白化現象にもオニヒトデにもそして、台風にも負けず、多くのサンゴが残っている場所を案内していただきました。阿真ビーチの沖合です。素晴らしいサンゴの林と多くの熱帯魚に感激しました。
シーカヤックを堪能した後(初心者だったのに親切にしていただきました)、宿に戻り、一休み&夕食を食べた後は、夜の港周辺を散策しました。満天の星空、岸壁のコンクリにおいて撮った極めて適当な写真ですがサソリ座を中心に夏の天の川を見ることができました。そして水面では港の岸壁周辺には夜光虫が時折光っていました。10年以上前、大洗の浜辺で偶然見て以来の夜光虫でした。
こちらシーカヤックを楽しんだ周辺海域です。
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特集
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2011年8月28日日曜日
2011年8月27日土曜日
沖縄本島・座間味島
昨年に引き続いて、4泊5日で沖縄に行ってきました。
今回は慶良間諸島と本島です。
写真は、モノレールの牧志駅近くにある崇元寺(そうげんじ)石門です。沖縄戦以前は臨済宗のお寺があったそうですが、今は石門だけが残っています。16世紀の創建とわれ、琉球王家ともゆかりのある由緒正しい場所らしいです(重要文化財)。モノレールの牧志駅から泊港(とまりん)に行く途中にあったので立ち寄りました。
崇元寺石門に寄って行きたいということもあって、港まで歩いていきました。沖縄は台風が多いこともあって、コンクリ造りの家が多いのですが、昭和時代の建物はデザインがユニークです。
こちらの建物もなかなか味がありました。牧志駅から崇元寺石門経由で港まで30分くらい歩きましたが、結構楽しめました。
泊港(とまりん)の北岸から村営の高速船(クイーンざまみ3)に乗って慶良間諸島・座間味島を目指します。直行でも50分ほどかかりますが、波も穏やかで快適でした。途中、数々の無人島や同じく慶良間諸島の渡嘉敷島などを見ながら、あっという間の船旅でした。
かなりにぎやかな那覇と比べると、うって変わってのどかな風景です。山がちで緑が濃い地形に白い砂浜と、平坦な地形の竹富島とはだいぶ異なる雰囲気で、どちらかというと伊豆諸島の神津島に近い印象でした。
さて、船が到着したのは夕方5時頃だったので、早速チェックイン、港の目の前の民宿です。いきなり「今日はお祭りなので夕食はなしです」には驚きましたが、どうやら島あげてのお祭りで、飲食店の出店もたくさん出るとのこと。というわけで、集落内を散策してから、お祭り会場に向います。で、早速集落内ではネコに遭遇。
さて5時半頃から始まった「座間味島祭り」ですが、島の学校のエイサー踊りから始まりました。まだ明るいうちから出店でいろいろ買って夕食にしました。焼きそばとか唐揚げとか普通の食べ物もあったのですが、せっかくなので沖縄料理食の強いものをチョイス。
左上から、モズク入りおにぎり、スクの唐揚げ、島ラッキョウ、変わり種おにぎり、そして定番のゴーヤーチャンプルーです。後で知ったのですが、スク(アイゴの稚魚)の唐揚げは今の時期結構貴重なものだそうです。もう少し大きくなってしまうと藻を食べるようになってしまい、苦くなってしまうのだとか。塩味の効いていてビールや泡盛によく合いました。
そして、モズク天(かき揚げにモズクが入ったタイプでした)、にんじんシリシリー(人参の炒め物)もいただきました。
最初は集まっている人も少なく、なんとなく地味な印象だったのですが、、、
暗くなってきてからは、ほとんど全島民が集まっているのではないかと思うほどの人出で、フラダンス、ファイヤーダンス、鯨太鼓、エイサーと大いに盛り上がっていました。
特に終盤のエイサー踊りでは、会場全体で踊り、大変なことになっていました(座間味祭りの定番で、これを楽しみに集まる人も多いのだとか)。そして満点の星空の中、花火でフィナーレと、とても楽しい一夜を過ごすことができました。
慶良間諸島の位置関係:
慶良間諸島は沖縄本島の西約40kmのところにあって、多数の島から成り立っています。島と島の間は波穏やかな内海になっていて、透明度も高く、ラムサール条約の指定を受けた貴重な自然環境が残っています。今回訪問した座間味島、阿嘉島は島尻郡座間味村に属し、沖縄本島寄りにある渡嘉敷島は渡嘉敷村に属しています。
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今回は慶良間諸島と本島です。
写真は、モノレールの牧志駅近くにある崇元寺(そうげんじ)石門です。沖縄戦以前は臨済宗のお寺があったそうですが、今は石門だけが残っています。16世紀の創建とわれ、琉球王家ともゆかりのある由緒正しい場所らしいです(重要文化財)。モノレールの牧志駅から泊港(とまりん)に行く途中にあったので立ち寄りました。
崇元寺石門に寄って行きたいということもあって、港まで歩いていきました。沖縄は台風が多いこともあって、コンクリ造りの家が多いのですが、昭和時代の建物はデザインがユニークです。
こちらの建物もなかなか味がありました。牧志駅から崇元寺石門経由で港まで30分くらい歩きましたが、結構楽しめました。
泊港(とまりん)の北岸から村営の高速船(クイーンざまみ3)に乗って慶良間諸島・座間味島を目指します。直行でも50分ほどかかりますが、波も穏やかで快適でした。途中、数々の無人島や同じく慶良間諸島の渡嘉敷島などを見ながら、あっという間の船旅でした。
かなりにぎやかな那覇と比べると、うって変わってのどかな風景です。山がちで緑が濃い地形に白い砂浜と、平坦な地形の竹富島とはだいぶ異なる雰囲気で、どちらかというと伊豆諸島の神津島に近い印象でした。
さて、船が到着したのは夕方5時頃だったので、早速チェックイン、港の目の前の民宿です。いきなり「今日はお祭りなので夕食はなしです」には驚きましたが、どうやら島あげてのお祭りで、飲食店の出店もたくさん出るとのこと。というわけで、集落内を散策してから、お祭り会場に向います。で、早速集落内ではネコに遭遇。
さて5時半頃から始まった「座間味島祭り」ですが、島の学校のエイサー踊りから始まりました。まだ明るいうちから出店でいろいろ買って夕食にしました。焼きそばとか唐揚げとか普通の食べ物もあったのですが、せっかくなので沖縄料理食の強いものをチョイス。
左上から、モズク入りおにぎり、スクの唐揚げ、島ラッキョウ、変わり種おにぎり、そして定番のゴーヤーチャンプルーです。後で知ったのですが、スク(アイゴの稚魚)の唐揚げは今の時期結構貴重なものだそうです。もう少し大きくなってしまうと藻を食べるようになってしまい、苦くなってしまうのだとか。塩味の効いていてビールや泡盛によく合いました。
そして、モズク天(かき揚げにモズクが入ったタイプでした)、にんじんシリシリー(人参の炒め物)もいただきました。
最初は集まっている人も少なく、なんとなく地味な印象だったのですが、、、
暗くなってきてからは、ほとんど全島民が集まっているのではないかと思うほどの人出で、フラダンス、ファイヤーダンス、鯨太鼓、エイサーと大いに盛り上がっていました。
特に終盤のエイサー踊りでは、会場全体で踊り、大変なことになっていました(座間味祭りの定番で、これを楽しみに集まる人も多いのだとか)。そして満点の星空の中、花火でフィナーレと、とても楽しい一夜を過ごすことができました。
慶良間諸島の位置関係:
慶良間諸島は沖縄本島の西約40kmのところにあって、多数の島から成り立っています。島と島の間は波穏やかな内海になっていて、透明度も高く、ラムサール条約の指定を受けた貴重な自然環境が残っています。今回訪問した座間味島、阿嘉島は島尻郡座間味村に属し、沖縄本島寄りにある渡嘉敷島は渡嘉敷村に属しています。
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