特集

2010年4月29日木曜日

トマトソースパスタ、牛肉のインボルティーニ・シチリア風

4月28日の晩御飯です。今日は南イタリアです。

・トマトソースパスタ
 
珍しく?標準的なトマトソースパスタ(バジル風味、パンチェッタ入り)です。シンプルですが普通に美味しいです。



・牛肉のインボルティーニ・シチリア風
 
シチリア風のインボルティーニ(肉巻き)です。中身には、チーズや玉葱の他に、松の実やサルタナレーズンなどが入っておりイスラム圏の影響を感じさせてくれます。これも意外に簡単に作れてとても美味しいので、しばしばつくっていましたが、ブログを書き始めてからは初登場です。



本日のワイン:イタリア・シチリア州(辛口赤・中口)


メインがシチリア風ということで、Nero d'Avola種のブドウを使ったシチリアワインが登場です。
開けたのは先週の土曜日です。重すぎず軽すぎずバランスのよい味わいでした。



ダニエラ・オージック「イタリア地方のおそうざい」(柴田書店)2005
→牛肉のインボルティーニ・シチリア風

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タケノコご飯、水餃子

ひさびさに和食です。

・タケノコご飯
 
いただいたタケノコで作りました。千葉の山で掘ってきたものらしいです。いつものキノコご飯とほとんど一緒ですが、今日はタケノコと油揚げでつくりました。水加減が難しいですが、美味しかったです。



・水餃子
 
職場の新人歓迎会の残りです。中国から来た方の直伝レシピです。私も餃子の皮づくりと包むところを手伝いました。歓迎会自体は、金曜日でしたが、大量につくったので、残りを持ち帰って、冷凍保存していました。現地では水餃子が一般的らしいですが、普通に加熱すれば、日本の餃子としても楽しめそうです。



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カツオとオリーブの串焼き、キノコとベーコンの炒め物、イカスミのパエリア、ナスの肉野菜詰め

4月25日の晩御飯。今日はスペイン料理です。
どちらかというとスペイン南部のイメージです。

・カツオとオリーブの串焼き(レモン風味)
 
カツオをレモン皮・レモン汁・オリーブオイルでマリネしたものを串焼きにしてオリーブの実と共に焼きました。レシピ本ではケーパーの実も一緒に串に入れられていましたが、ストックがないので、オリーブのみで代用。とてもシンプルな一皿ですが、信じられないくらい美味しかったです。カツオのクセが苦手な人にもおいしく食べられると思います。もちろんマグロ(キハダやビンチョウなどがいいかと)もおすすめです。



・キノコとベーコンの炒め物
 
いつもの大好物、キノコの炒め物です。唐辛子を少し多めに入れたので、刺激的な一品になりました。



・イカスミのパエリア
 
久々につくったイカスミのパエリアです。生のヤリイカをいただいたので、それを使いました。生のイカスミを取り出して使いましたが、市販品も半量ほど混ぜています(スペイン産のものが手頃な価格で売られています)。野菜などは通常のパエリアそのものですが、たっぷりのイカで仕上げました。パエリアというには米に火が通り過ぎてしまいましたが、とてもおいしかったです。



・ナスの肉野菜詰め
 
オーブン焼きしたナス(米ナス)に肉と野菜の詰め物をして、さらにオーブン焼きして作ります。シナモン風味をつけます。イスラム料理の影響を受けた一品です。本来はラムの挽肉で作りますが、今回は牛肉(の切り落とし)を細かく切って使いました。




参考レシピ:
Vicky Harris and John Newton, The food of spain. Whitecap (2008)
 →カツオとオリーブの串焼き(レシピ本ではtuna)、ナスの肉野菜詰め
おおつきちひろ「タパス」(文化出版局)1997
 →キノコとベーコンの炒め物
おおつきちひろ「スペインの熱い食卓」(文化出版局)1995
 →イカスミのパエリア

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ズッキーニのグラタン、オレガノ風味のトマトサラダ、魚介とズッキーニのオレキエッテ、イサキのマリナーラ

4月24日の晩御飯。最近は原点に帰って?イタリア料理が流行っています。
今日も南イタリア(プーリア風)です。

・ズッキーニのグラタン
 
揚げたズッキーニに、パンチェッタ(レシピ本では生ハム)、チーズ(モッツァレラ、パルミジャーノ)、トマトソースをかけて焼いたグラタンです。



・オレガノ風味のトマトサラダ
 
トマトと玉葱のサラダにオレガノ(乾燥)を振ってオリーブオイルをかけただけ。どちらかというと翌日の方が味がなじんでおいしいです。



・魚介とズッキーニのオレキエッテ
 
プーリアの名物料理です。魚介(今回はアサリと海老)とズッキーニをいためて調理し、オレキエッテという耳たぶ型のパスタをあえます。角切りのトマトを仕上げにかけています。乾燥オレキエッテを120g投入したところ写真のような有様に・・・少々つくりすぎてしまいましたが、単品ではない日は、パスタは100gで十分です。でも、とても美味しかったので完食しました。



・イサキのマリナーラ(南イタリア風煮魚)
 
プチトマトとニンニクで煮込んだイサキです。シンプルですがとてもおいしいです。いわゆるシンプルなアクアパッツァそのものなので、この中に別茹でしたパスタ(リガトーニなどの大き目のショートパスタがおすすめ)を混ぜてもおいしいです。



本日のワイン:イタリア・サルディーニャ州 Vermentino di Sardegna(すっきりとした辛口・白)

地中海に浮かぶサルディーニャ島のワインです。魚介料理にもあわせやすいすっきり、爽やか系のワインでした。



参考レシピ:
「イタリア地方料理の探求」(柴田書店)2005


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2010年4月25日日曜日

ウルメイワシのマリネ、カポナータ、レモンのパスタ

4月22日の晩御飯です。イタリアが続きます。今日は南イタリア風です。

・ウルメイワシのマリネ
 
美味しそうな刺身用ウルメイワシが売られていたので、平日であるにもかかわらず、マリネを作ってしまいました。「浅漬け」でしたが、刺身感もあって、それはそれでおいしかったです。沢山つくったので、土曜日の朝まで楽しみました(このときには完全に漬かっていました)。




・カポナータ
 
こちらはパスタの入らない、よく見かけるタイプです。ナスをベースにパセリや玉葱などで作ります。ビネガーの酸味が効いています。これも大好物です。




・レモンのパスタ
 
ニンニク、イタリアンパセリ、レモン汁で作るさっぱりとしたパスタです。ニンニクなどは直接加熱しないものの、パスタの熱で軽く加熱され、ちょうどいい感じです。マリネのレモン汁は沢山使うこともあって(うちでは白ワインビネガー+レモン汁でつくっています)、瓶入りのレモン汁(瀬戸内)を使っていますが、こちらはメインの味付けということもあって、国産レモンを自分で搾って使いました。
皮を食べることが多い(少なくとも食品に触れる)レモンの場合、ポストハーベスト(*)が心配なので、国産品を使っています。自分が小さかったころは、「国産レモンなどほとんどない」と習った気がするのですが、最近はとても多く見かける上に価格もそれほどでもないので使う機会が増えました。

(*)輸送に長時間かかる輸入の柑橘類には収穫後に防カビ・殺虫剤をかけることになっている(ポストハーベスト)。皮を食べなければ、ほとんど心配ないのですが、レモン皮を使う場合にはやっぱり少し心配なので、国産品を使用しています(国内果実へのポストハーベストは禁止されているので)。




本日のお酒:レモンのリキュール(イタリア・極甘口)


ウォッカなどの蒸留酒、レモンの皮、砂糖でつくるレモンのリキュールで、南イタリア・ナポリ周辺の特産品(リモンチェロ)です。今回のものは北イタリアの会社のものです。冷凍庫で冷して飲むのが一般的らしいですが、アルコールにはそんなに強くないので、オンザロックにしました。甘口ですがすっきりしているので食後酒向けです。炭酸水で割ってもおいしかったです。




参考レシピ:
「イタリア地方料理の探求」(柴田書店)2005
→イワシのマリネ、カポナータ

「旅 アマルフィ海岸の夏」(新潮社)2009
→レモンのパスタ(旅行雑誌に載っていたレシピを参考にしました)


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プッタネスカ、新玉葱のスープ

4月21日の晩御飯。今日は簡単イタリアンです。

・プッタネスカ
 
娼婦風(プッタネスカ)パスタと呼ばれ、よく見かけるパスタで、アンチョビをベースにオリーブ、ケーパー、唐辛子などで味付けするトマトベースのパスタです。簡単に作れるので、うちでもしばしばつくっていますが、野菜を食べたいので、アレンジとしてナスを加えています。今回は、ブナシメジも入れましたが、相性的にはブナシメジは入れないほうがよさそうです(単なるトマトソースや、パンチェッタを入れるときにはとても合うのですが)。



・新玉葱のスープ
 
こちらもしばしばつくっている新玉葱のスープです。今回は普通の葱も混ぜました。甘味がでます。
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ルッコラのサラダ、ポレンタのスープ、牛肉とヒヨコマメの煮込み

4月19日の晩御飯。今日は北イタリア風です。
北イタリア、特にベネト州(ベネチア)周辺では、ポレンタというトウモロコシ粉をよく食べるのが特徴で、練りながら加熱したもの、さらにそれを型に入れて焼いたものがメインに添えられて出てくることが多いです。
今日はスープで仕上げました。

・ルッコラのサラダ
 
いつものルッコラのサラダです。



・ポレンタのスープ
 
ニンニク、パンチェッタを炒めたのちに、スープにポレンタを入れて煮込んだものに、ほうれん草を加えました。ポレンタをずっと練るのは大変ですが、こちらの料理は、お湯を多めにして煮込めばいいので、楽に作れます。とてもあたたまります。



・牛肉とヒヨコマメの煮込み
 
角切りの牛肉とヒヨコマメをトマト(缶)で煮込んだ料理です。見た目はモロッコ料理やレバノン、トルコ料理に似ていますが、特別なスパイスは使っていないのでやさしい味わいでした。



参考レシピ:
「イタリア地方料理の探求」(柴田書店)2005
→ポレンタのスープ

タエコ・フォルトゥナーティ「北イタリアの食卓」(白夜書房)2007
→牛肉とヒヨコマメの煮込み
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2010年4月20日火曜日

レンズ豆とほうれん草・セロリのスープ、タブーリ、フムス

4月18日の晩御飯。レバノン料理、前菜編です。

・レンズ豆とほうれん草・セロリのスープ
 
レンズ豆とほうれん草・セロリを煮込んでつくるスープです。豆が入っていると重量級の印象ですが、レモン汁で仕上げるので、とてもあっさりとしていました。



・タブーリ(パセリのサラダ)
 
レバノン料理を作るときの定番、パセリのサラダです。



・フムス(ヒヨコマメのペースト)
 
中東~ギリシャでよく食べられているヒヨコマメのペーストです。今回は水煮缶のヒヨコマメにタヒーニソース(練りゴマ、ニンニク、レモン汁)を混ぜてフードプロセッサでペースト状にしました。手軽に作れますが、とてもおいしく、朝食のディップとしても適しています。



参考レシピ:
Dawn, Elaine & Selwa Anthony. Lebanese Cooking. Perplus (2005)

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ライスとパスタのピラフ、焼き魚のタヒーニソースがけ

4月18日の晩御飯。久々にレバノン料理です。

・ライスとパスタのピラフ
 
この辺りのピラフには炒めたパスタ(細麺)が入っていることがあります。もう少し炒めて茶色くなっていることが多いようです。仕上げにシナモンパウダーを混ぜて、風味付けしています。



・焼き魚のタヒーニソースがけ
 
今回はイサキを使いました。前回は焼きあがった魚にタヒーニソース(ゴマ・レモン汁・ニンニク)をかける形でしたが、今度は、タヒーニソースに炒め玉葱を混ぜたものを焼いている途中の魚にかけ、追加で加熱するというレシピにしました。こちらの方が、ニンニクのパンチは少なくなりますが、玉葱の甘味を加わって、とてもおいしかったです。



参考レシピ:
Dawn, Elaine & Selwa Anthony. Lebanese Cooking. Perplus (2005)
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タラコとルッコラのパスタ(和風)

4月18日の昼ごはん。醤油とゴマを使う和風パスタということで、和食に分類しました。

 
今回はタラモサラタ(ギリシャのタラコ&ジャガイモのペースト)の残りを使ったので、明太子ではなくて普通のタラコ(+カイエンペッパー)です。パスタはリングイネをセレクトしました。断面が舌のような形をしているので、モチモチしていて食べ応えがあるロングパスタです。



参考レシピ:
タエコ・フォルトゥナーティ「北イタリアの食卓」(白夜書房)2007

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2010年4月19日月曜日

タコのサラダ、ナスとズッキーニのスープ、ジャジキ

4月17日の晩御飯。ギリシャ料理、前菜編です。

・タコのサラダ
 
茹でたタコと玉葱、パセリをマリネしていただくサラダです。とてもおいしいです。



・ナスとズッキーニのスープ
 
以前作って美味しかったので、また挑戦しました。オーブンで焼いたナス、ズッキーニ、玉葱、ニンニクで作るスープです。半量をフードプロセッサにかけ(コンソメを入れて煮込む)、半量をスープの具にするというユニークな作り方をします。ジャジキ(ヨーグルト&きゅうり)をかけていただきます。



・ジャジキ
 
2日前にもつくりましたが、ギリシャの定番ヨーグルトとキュウリのサラダです。



参考レシピ:
Rena Salaman and Jan Cutler. The Illustrated Food and Cooking of Greece. Lorenz Books (2005)

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レンズ豆御飯、鶏とポテトのレモン風味

4月17日の晩御飯。ギリシャ料理です。

・レンズ豆御飯
 
以前にもつくったことのあるレンズ豆ご飯。今回はインディカ米(国産)でつくったのでパラりとした仕上がりです。上にのっているのは炒めた玉葱ですっかり甘くなっていておいしかったです。



・鶏とポテトのレモン風味
 
鶏の骨付きモモ肉とジャガイモにレモン汁とオリーブオイルをかけてオーブン焼きにしたものです。ギリシャでは定番の家庭料理らしいです。タイム(今回は粉)とオレガノ(今回は生&乾燥)で風味付けしています。



本日のワイン:ギリシャ・白・辛口

近所にギリシャワインを売っている店がないのですが、ついに入手しました。
ギリシャの土着品種のワインということで、辛口ながら果実味豊かなタイプで、とても好みの味でした。
先週飲んだカラブリアのCiro(こちらもギリシャ由来の品種)とも近い印象です。



参考レシピ:
Rena Salaman and Jan Cutler. The Illustrated Food and Cooking of Greece. Lorenz Books (2005)

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2010年4月18日日曜日

鯵の刺身

4月16日の晩御飯。今日はシンプルな和食です。

 

スーパーに状態のいい大型の鯵が安く売られていたので、刺身にしてみました。少し前に骨を抜く道具も買ってあったので、タタキにせず、比較的大きな切り身にすることができました。




他に昨日のタラコ、少し前に開封した豆腐ようなども食べました。いつも食べすぎなので今日は少し控えめです。
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ジャジキ、タラモサラタ、鶏肉の米入り卵レモンスープ

4月15日の晩御飯。ギリシャ料理も平日に進出中です。

・ジャジキ
 
いつもの定番。ヨーグルトとキュウリのサラダです。今日はビネガー控えめにしてみました。



・タラモサラタ
 
下のレシピ本は、パン粉を使うレシピでしたが、今回は、茹でたジャガイモをベースにしました。レシピ本を買う前から親しんできたレシピです。ギリシャではボラの卵を使うことが多いようですが(wikipedia)、今回はもちろんタラコを使いました。




・鶏肉の米入り卵レモンスープ
 
今回はブロード(チキンコンソメ)ではなく、手羽先を煮込んでつくったスープをベースに使いました。米(国産インディカ米を使用)も大目に入れて、メイン扱いです。




他にこの間つくったフェタパイの残りをオーブンで焼いて食べました(春巻きでつくるロールです)。

参考レシピ:
Rena Salaman and Jan Cutler. The Illustrated Food and Cooking of Greece. Lorenz Books (2005)

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