2010年6月30日水曜日

イチジクの蜂蜜がけ

6月29日のデザートです。晩御飯にはスペイン料理を食べましたが、少し前に買ったイチジクを食べきることにしました。スペインでも食べるとは思いますが、モロッコ料理のレシピ本に、かんたんでおいしそうなレシピが載っていたのでつくってみました。

 

チューリップのように縦に割ったイチジクに、蜂蜜とアーモンドのみじん切りをかけただけです。風味豊かでおいしかったです。



参考レシピ:
Tess Mellos. The Food of Morocco. Murdoch Books (2008).
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マッシュルームの姿焼き、ビーツのマリネ、パエリア

6月39日の晩御飯。今日はスペイン料理です。

・マッシュルームの姿焼き
 
いつもの定番。マッシュルームをひっくり返し、パンチェッタ(生ベーコン)・ニンニク・パセリのみじん切りを詰めてオーブン焼きにしたものです。毎度ながら、とてもおいしいです。


・ビーツのマリネ
 
バスク風のガスパッチョを作ったときに、開封したビーツ缶の残り(というか大半残っていますが)で作りました。缶詰のビーツに、玉葱・パセリのみじん切り、ワインビネガー(今回はシェリービネガー)、オリーブオイル、塩を加えて作ります。
ビーツは和名で「赤カブ」と書くこともありますが、いわゆる砂糖大根(てんさい)の仲間なので、とても甘いです。すごい蛍光?赤紫をしているので、天然着色料として使われることもしばしばあります。こんな色をしていますが無害だそうです(笑)。さっぱりしていておいしかったです。以前、生のビーツを使って作ったときには、妙に「土臭さ」が気になりましたが、今回はおとなしめで、おいしく仕上がりました。



・パエリア
 
標準的なパエリアです。今回は鶏肉メインで作りました。サフランに加えてパプリカも振ったので鮮やかな色合いになりました。肉としては鶏肉に加えて、パンチェッタ(生ベーコン)も入れました。スペイン・イタリア系の料理で多いですが、肉に肉を重ねると味わい深くおいしくなります。



参考レシピ:
おおつきちひろ「タパス」(文化出版局)1997
 →ビーツのマリネ
おおつきちひろ「スペインの熱い食卓」(文化出版局)1995
 →マッシュルームの姿焼き
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マッシュルームのサラダ、デーツのベーコン巻き、ピーマンごはん

6月28日の晩御飯。ひさびさのポルトガルです。平日なので定番メニューです。

・マッシュルームのサラダ
 
生のマッシュルームにレモン汁、オリーブオイルをかけて作るサラダ。ミントとよく合います。ちなみにこのサラダにはスペアミントの方が合いますが、今回の葉は妙に元気でした。



・デーツのベーコン巻き
 
前回に引き続いてベーコン巻きです。絶妙な組み合わせです。他にバナナを巻くレシピ(スペイン)もあります。




・ピーマンごはん
 
こちらも前回に引き続いてですが、簡単に楽しめます。



さらに、昨日つくったアジのマリネ(バスク風)の残りもいただきました。












参考レシピ:
丹田いづみ「家庭で作るポルトガル料理」(河出書房新社)2008
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2010年6月28日月曜日

バスク風ガスパッチョ、エビのニンニク・唐辛子炒め、イチジクとインゲンのサラダ、アジのバスク風マリネ

6月27日の晩御飯。バスク料理、前菜編です。

・バスク風ガスパッチョ
 
本来アンダルシア地方の名物であるトマトのガスパッチョですが、スペイン全土で飲まれているようです。今回のはバスク風、というかレシピ本の著者のアレンジだと思います。まずスープそのものにはパンが入っていないこと、ビーツや唐辛子が入っている(赤色を出す)ことが特徴です。さらに、レシピ本では、茹でたロブスターの身を添えていましたが、今回はニンニク・唐辛子炒めしたエビを添えました。



・エビのニンニク、唐辛子炒め
 
冷蔵庫にエビがあったので、ガスパッチョに添える目的で作りました。今回の唐辛子は沖縄の島唐辛子です(うちで冷凍して保管)。とても辛いですが、おいしく仕上がりました。ただ、島唐辛子をみじん切りするときに不用意に触っていたら、手が痛くなりました(笑)。



・イチジクとインゲンのサラダ
 
初出のメニューです。茹でたインゲン、生のイチジク、バジル、シャロット(今回は玉葱)、チャイブ(今回はあさつき)、胡桃をあえて、シェリービネガー、オリーブオイルで味付けします。予想もしない組み合わせですが、とてもおいしかったです。



・アジのバスク風マリネ
 
バスク風というか、レシピ本の著者のレシピ、という話もありますが、シェリービネガーでつけこみます。レシピでは塩漬けなしで、いきなり塩こしょう、ビネガー+水で漬け込むように書かれていましたが、前回作ったとき、短い漬け時間ではおとなしい味わいすぎたので、今回は塩漬けしてから、薄めないでビネガーで漬け込んでみました。短時間でもしっかりとした味になり、とてもおいしかったです。



参考レシピ:
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)

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コーンリゾット、サンセバスチャン風焼き魚

6月27日の晩御飯。バスク料理・米料理&メイン編です。

・コーンリゾット
 
今回初出。生のトウモロコシから実を切り取り、実と出てきた汁を煮込みます。そうやって作った「ブロード」(+コーン)で作るリゾットです。
リゾットの作り方としては、かなり標準的(イタリアのリゾットと同じ)なのですが、予想以上においしかったです。夏の間、もう一度は作りたい一品に仕上がりました。




・サンセバスチャン風焼き魚(イサキ)
 
バスクの港町(食通の里でもある)の焼き魚です。シンプルに焼いた魚に、唐辛子・ニンニクをいためたオリーブオイルとレモン汁を合わせて振り掛けます。少し前に買ったバスク料理のレシピ本にも載っていましたが、そちらではシェリービネガーが使われていました。昨日買った2匹のイサキのうちの片割れです。シンプルだけどとってもおいしいです。



本日のお酒:日本・山形県産シードル(辛口、微発泡)

バスク地方でよく飲まれているシードル(りんごのお酒)です。今回は、山形県産ふじ、ラ・フランス(洋ナシ)を使用した国産品です。「辛口表示」でも甘めのものがおおいのですが、今回のものは大変すっきり爽やかな辛口でした。



参考レシピ;
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)
 →コーンリゾット
おおつきちひろ「スペインの熱い食卓」(文化出版局)1995
 →サンセバスチャン風焼き魚(イサキ)

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2010年6月27日日曜日

タコのサラダ、ブルグールピラフ、イサキのオレンジソース焼き、ラムとイチジクのオーブン焼き

6月26日の晩御飯。今週はいろいろ忙しく、外食などが続いたので、ちゃんと作って食べるのは先週末以来です。ギリシャ料理、肉料理と魚料理の両方作りました。

・タコのサラダ
 
定番のタコのサラダ。茹でたタコをオリーブオイルとワインビネガーでマリネして仕上げます。とてもおいしいです。




・ブルグールピラフ
 
ブルグール(ひき割り小麦)のピラフ、食感的にもとてもおいしいです。




・イサキのオレンジソース焼き
 
ディルを詰めた魚を、オレンジ・レモン・オリーブオイルでマリネし、オーブン焼きにしました。松の実も加えます。以前作ったときは、微妙な苦味が先行している印象があったのですが、今日はとてもおいしく仕上がりました。




・ラムとイチジクのオーブン焼き
 
意外な組み合わせですが、両面を焼いたラムチョップに生のイチジクを添えてオーブン焼きにし、ポートワイン(ポルトガル)をかけてさらに焼きこむ一品です。少し遅い時間になってしまったので、オーブン焼きの時間が短めで、あっさりした仕上がりになりましたがおいしかったです。




以前に作って冷凍しておいたものですが、フェタパイも食べました。





本日のワイン:ギリシャ・赤(辛口)

この間飲んだ鶏印白ワインの赤バージョンです。輸入食材が豊富なスーパーでやっていた「地中海フェア」(ギリシャ、チュニジア、キプロスなど)で買いました。しっかり(フルボディ表示)だけど果実味もしっかり残っていてとてもおいしかったです。





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口内炎ができた

今週は、いろいろ忙しく、食生活が乱れてしまったのですが、数年来の巨大な口内炎ができてしまいました。いわゆる口内炎の原因は必ずしもはっきりしていないのですが、私の場合、体調が優れないとき(疲れているとき)、食生活が偏ってしまったときなどにおこりがちです。

ちなみに、数年位前までは、1-2ヶ月に1度(一度できると1~2週間)は口内炎に苦しめられてきたのですが、最近はすっかりご無沙汰していました。少なくともブログを書き始めてから(1月から)半年の間、気になるほどの口内炎はこれがはじめてです。数年前の自分と今の自分の食生活で何が違うかを考えてみると、

・野菜(特にトマト、ニンニク)
・チーズ
・オリーブオイル


この3つが劇的に増えています(下2つに関しては、以前はほぼ0)。どれも(オリーブオイルにも抗炎症作用があるといわれている)可能性はあるのですが、欠乏したときの「症状」から考えるとチーズが一番可能性がありそうです。ほんの数日の食事の乱れと疲れでどうにかなってしまうのも、いかがなものかと思うのですが(笑)、思えばここしばらく、あんまりチーズを食べていなかった気がします。やっぱり、チーズには口内炎を防ぐ何かが含まれているのかなあ、と思っています。


ちょっとだけ科学的なことを書くと、チーズには沢山のビタミンB群が含まれていますが、これらは細胞の修復に必要な栄養素です。だから効果があっても全然不思議ではありません。とはいえ、個人的な経験でいうと、ビタミン剤や健康ドリンクの類は、口内炎にはさほど効かない印象があるので、単純にビタミンB群だけでなく、熟成に伴って生じたアミノ酸など微量成分が効いているのではないかと思っています。

・・・ということで、早速、チーズを買ってきました。これまでの独断と偏見に満ちた(笑)経験に基づいて立派なブルーチーズです(予防にはブルー系が効く印象があったので)。



これがその秘薬(笑)。。。
冗談は抜きにして、初めて買ったベルギーのブルーチーズ、、、どちらかというと南欧系のチーズを買うことが多いのですが、これはとてもおいしかったです。



ここ数年来、少し口内炎ができても、チーズを食べると、2-3日で直ることが多かったのですが、今回はどうなるか・・・。

(*)今日の話はあくまでも個人的な経験に基づくので、話半分に聞いてください(笑)。ちなみに、ブルーチーズのカビは、人体に害をなさない種類のものが使われていますが、基礎疾患があって免疫力の落ちている方の場合には、こういう目的で食べるのは控えてください。口内炎の話題から離れますが、リステリアのこともあるので、妊婦もナチュラルチーズの摂取は避けた方がよいと言われています(加熱すればOK)。もちろん健康な方は気にする必要はありません。

追記:妙薬の効果か、同時に山のように食べた野菜やオリーブオイルのおかげかわかりませんが、口内炎の方は、その後数日(水曜にはほぼ完治)でよくなりました(7/3追記)。

サボテンの花×3

6月22日の夜、サボテンの花が3つ同時に咲きました!

 

不思議なことは、咲くのは決まって天気が下り坂の日。特にうちで初めて咲いたときは(3年前)、嵐の日(台風接近中)だったのが印象的でした。前回咲いた日(5月22日)も雨でしたし、今回もつぼみが膨らんでいてのに、22日まで待って咲いた感じでした(23日の未明から強い雨)。砂漠では貴重な雨の降りそうなときに咲く習性があるのでしょうか??



3つ並ぶとやっぱり壮観です。


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パンツァネッラ、タラのフリット

6月21日の晩御飯。今日はイタリア中部です。

・パンツァネッラ(パンのサラダ)
 
トスカーナの田舎風サラダです。硬くなってしまったパンを水で戻して作ります。トマト、きゅうり、玉葱(+自家製バジル)が入っています。うちでは、食べきれなくなってしまったパン(バターの入っていないフランスパン系)を使ってつくります。




・タラのフリット(+トマトソース)
 
タラのフリットの上にピリ辛トマトソースをかけていただきます。



参考レシピ:
石川みゆき「たった15分でイタリア家庭料理」(青春出版社)2007 

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アジサイ

アジサイ祭りに行ってきました。

 

遊園地に併設の施設なので、派手な花がぱーっと植え込まれているだけかなあ、と思っていたのですが、全然そんなことはなく、原種系のような沢山の品種がありました(遊戯施設終了後の夕方入場でかなりお得でした)。














一眼を持って行かなかったのを後悔するくらいいろいろあって、とても楽しめました。


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ジャジキ、ズッキーニの揚げ焼き、ナスとトマトのディップ、イワシのマリネ

6月19日の晩御飯、ギリシャ料理、前菜編です。

・ジャジキ
 
ギリシャ料理定番のキュウリとヨーグルトのサラダです。ニンニク、ワインビネガーも入っています。ヨーグルトですが、ギリシャのヨーグルトは水切りされた濃厚なものです。うちでは、近所のスーパーで100円台前半で売ってる一番ポピュラーなものを使っています。そのまま使うとディップとして使うには、少し水っぽくなってしまうので、キッチンペーパーをひいたザルにおいて、30分ほど水切りしてから使っています。濃厚でとてもおいしくなります。




・ズッキーニの揚げ焼き
 
レシピ本によると、ジャジキとズッキーニやナスの揚げ焼きは非常にあうそうです。そこで、今回は小麦粉をつけて、揚げ焼きにしたズッキーニを添えてみました。だまされた?と思って食べてみましたが、さっぱりとしたジャジキが揚げ物とよく合うので非常においしかったです。




・ナスとトマトのディップ
 
焼きナス(オーブン焼き)の皮をむいたものにニンニク、玉葱を入れてつくったディップに、トマトの角切りをいれたものです。トマトの角切りの代わりに練りゴマ(タヒーニ)を入れるタイプもあります。ギリシャから中近東にかけてメジャーな前菜(メゼ)です。




・イワシのマリネ
 
いつもの定番。今回は乾燥オレガノの葉を散らすタイプです。



参考レシピ:
Rena Salaman and Jan Cutler. The Illustrated Food and Cooking of Greece. Lorenz Books (2005)

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ほうれん草ご飯、干し杏と鶏ひき肉のフィロパイ

6月19日の晩御飯。ギリシャ料理です。米料理・メイン編です。

・ほうれん草ご飯
 
サラダほうれん草を使い、レシピ本通り、葉を炒めてからレモン汁を加え、米を炊き込みました。はじめのうちはきれいに色が残っていましたが、時間がたつとやはり変色、しんなりとしてしまいました。普通のほうれん草を茹でてから使うので十分であることがわかりました。今回はディルも生のものを使ったので本格的?です。




・干し杏と鶏ひき肉のフィロパイ
 
今回初出。炒めた玉葱・鶏ひき肉に、干し杏、あさつき、パセリ、アーモンド粉末などの具材、オールスパイス、シナモンといったスパイスを混ぜてつくったフィリングをフィロパイ(うちではバターを塗った春巻きで包んで焼きました。新しい味、新しいおいしさでした。



本日のワイン:イタリア・アブルツォ州Trebbiano D'Abruzzo(辛口白・すっきり)

手元にギリシャワインがなかったので、手軽に手に入るイタリアワインにしました。アドリア海側アブルツォ州のワインです。すっきり、さっぱりとした味わいで料理によくあいました。背後に写っているオイルの缶は、今回にあわせて開封したギリシャ産のオリーブオイルです。香りや味などはおとなしいですが、油臭さなどはまったくなく、とてもすっきりとした印象です。ギリシャ産のオリーブオイルは、このような印象のものが多い気がします。ギリシャは、一人当たりのオリーブオイル消費量が世界一といわれていますが、風味が強すぎず、脂っこさを感じさせないオイルが流通していることも消費を押し上げる理由になっているのかもしれません(勝手な推測ですが)。




参考レシピ:
Rena Salaman and Jan Cutler. The Illustrated Food and Cooking of Greece. Lorenz Books (2005)

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ビビン麺(市販品)

6月19日の昼ごはん。だいぶ暑くなってきましたね。
市販品の麺(+たれ)を使ってビビン麺を食べました。

 
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