2010年12月5日日曜日

カプレーゼ、アジのマリネ、菜の花とオレキエッテ

12月4日の晩ご飯。イタリア南部料理・前半編です。

・カプレーゼ
 
今回は水牛製のモッツァレラ(Mozzarella di Bufala Campana DOP)が特売で手に入ったので、カプレーゼにしてみました。牛乳製のモッツァレラは、モノを選べば国産と本場イタリア産でそれほど味が変わらないように思うのですが、水牛製は柔らかく、ジューシーかつコクがあって、やっぱりひと味も二味も違いました。日本でも水牛を飼育しているところもあるので(西表島など)、どこかで国産水牛のモッツァレラに挑戦してもらえないかなあ、などと思っています。ちなみにこの間のナスのパルミジャーナのように加熱する料理では、もっぱら国産品を使っています(スーパーで200-300円で売られているアレです)。



・アジのマリネ
 
いつものマリネです。今回はアジでつくりました。シンプルにオレガノをかけたタイプです。ビネガー&レモン汁でしめてから、30分~1時間程度で食べるにはアジが向いています。



・菜の花とオレキエッテ
 
耳たぶ型のオレキエッテはイタリア南部プーリア州の名産品パスタです。菜の花が売られていたので、パスタと一緒に煮込んだ上で、炒めたニンニク、アンチョビと絡めていただきました。プーリアでの定番の食べ方のようです。現地では、チーマ・ディ・ラーパ(Cima di rapa)という野菜を使いますが、菜の花の仲間です。



参考レシピ:
「イタリア地方料理の探求」(柴田書店)2005
 →アジのマリネ、菜の花とオレキエッテ
(それぞれ、ヒシコイワシのマリネ、オレキエッテ・コン・チーマ・ディ・ラーパとして紹介されているものをアレンジしました)
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