2011年12月24日土曜日

フムス、アボガドのタヒーニ、ブドウの葉のミハシー、サバのキビ

12月23日の晩御飯、レバノン料理です。

・フムス(Hummus)
 
東地中海世界の定番前菜です。今回は乾燥ヒヨコ豆から作りました。茹でたひよこ豆をフードプロセッサーにかけ、タヒーニソース(練りゴマ、レモン汁、ニンニク)・水を加えてペースト状にします。今回はレモン汁に加えて柚子果汁も入れて見ましたが、そう違いはないようです。水煮缶を使うよりも、少し硬めの仕上がりになりましたが、甘みがあってとてもおいしかったです。仕上げに、オリーブオイルをかけていただきます(今回はモロッコ産を使用)。



・アボガドのタヒーニ(Tehina with avocado)
 
タヒーニソースにアボガドを加えて、フードプロセッサーにかけたものです。濃厚な味わいになってとてもおいしいです。




・ブドウの葉のミハシー(肉米巻き)
 
トルコ料理でいうところのブドウの葉のドルマです。ブドウの葉が入手困難(高価)でなかなか手が出なかったのですが、今回、レバノン産の塩水漬けを入手したので初挑戦して見ました。トルコやギリシャのドルマの場合、肉は入っておらず冷製の前菜として出てくることがおおいのですが、今回は、ラム肉たっぷりで、他に、炒め玉ねぎ、お米、そしてレバノン・ミックススパイス(シナモン・ジンジャー・クローブ・ナツメグ)などが入っています。春巻きの要領でまけば意外と簡単でした。さらに炒めた玉ねぎ・ラムの骨を加えて煮込んだのでとても濃厚に仕上がりました。一瞬、柏餅の柏の葉を食べてしまう気分ですが、独特の風味でとてもおいしいです。


こちらがそのブドウの葉、10枚位がセットになって巻いてありました。



・タブーリ(Tabbouleh)
 
東地中海の定番サラダ、パセリのサラダです。トマトやブルガー小麦に加えて、うちではフレッシュミントも加えています。



・サバのキビ(Fish kibbe)
 
ブルガー小麦と魚の身、玉ねぎなどを混ぜてオーブン焼きにしたものです。今回はゴマサバを使いました(レシピ本でもサバ)。香りづけに柚子の皮も入れています(レシピ本ではオレンジ皮)。



本日のワイン:レバノン、ベッカー高原(シラー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨン、辛口赤)

今回もレバノンワインをあわせて見ました。尖っておらず、でも濃厚でおいしかったです。チーズともよく合いました。




参考レシピ:
Dawn, Elaine & Selwa Anthony. Lebanese Cooking. Perplus (2005)

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