2013年3月17日日曜日

赤ピーマンのロースト、カツオのカルパッチョ、アスパラガスのパスタ、カツオのベルデソース、豚と栗のミルク煮

3月10日の晩御飯、ウンブリアを中心としたイタリア料理です。

・赤ピーマンのロースト
 
これまでのレシピ(スペイン、ポルトガル、バスク)では、酢を入れることが多いですが、今回は酢はいれないシンプルなものです。ローストして皮を剥いた赤ピーマンに、オリーブオイルとニンニクを和えただけのシンプルな料理ですがとてもおいしいです。そういえば、今使っているオリーブオイルもウンブリア産でした(特別ないわれのあるものではなく、エキナカで買ったものですが)。


・カツオのカルパッチョ
 
ウンブリアには海はありませんが、せっかくのカツオだったので、イタリアの定番(和食系イタリア料理のようですが)カルパッチョにしてみました。今回は、ベネチア料理のレシピ本を参考にしました。とりあえず、スーパーで安売りされていたカツオのサクでしたが、一見して色も触り心地もよかったのですが、生で食べてみて、非常によいカツオだった、ということがわかりました(笑)。


・アスパラガスのパスタ

アスパラガスにパスタを和えて、チーズを混ぜただけのシンプルなものですが、イタリア料理の醍醐味は、シンプルに素材の味を引き出す所にあるのだと思います。とてもおいしいです。一応新作。


・カツオのベルデソース
 
卵は入れず、ビネガーを加えたタイプのベルデソース(パセリ主体のソース)です。シンプルにローレルとパセリの茎(余っていたので放り込んだ)で茹でただけのカツオですが、とてもおいしかったです。こちらも一応新作。ひどい風の中、買ってきた甲斐がありました。


・豚と栗のミルク煮
 
豚と栗を牛乳で煮込みます。豚肉を取り出した後、ハンドミキサーでソース状にしました。今回は真空パックの栗(フランス産)を使いました。1パックに2袋入っていたので、レバノン料理の栗ピラフで使った時の残りです。実はメインの豚肉より高かったりしたので、心していただきました(笑)。栗の甘みもでてなかなかおいしいです。


参考レシピ:
朝田今日子「家庭で作れるイタリア、ウンブリア地方のオリーブオイル・レシピ」(河出書房)2012
→赤ピーマンのロースト、アスパラガスのパスタ、カツオのベルデソース、豚と栗のミルク煮
トルコ、ペルシャ、ポルトガルと買っている「家庭で作れる」シリーズの新刊です。個人的には、前菜(Antipasto)・パスタ&米(Primo)・メイン(Secondo)の順で並んでいた方がメニューを探しやすいとも思うのですが、いろいろなテーマでレシピが紹介されています。洋書に比べると、入手しやすい食材や手順、現実的な(笑)量で書いてあるので使いやすそうです。これからいろいろなメニューを試して行きたいと思います。
Tessa Kiros. Venezia -food and dreams-. Andrew McMeel Publishing (2008)
→カルパッチョ


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