2012年4月21日土曜日

ブリのタルタル、カブの葉のフリット、野菜と豆のスープ、牛肉のステーキ・アンチョビバター添え

4月15日の晩御飯、引き続きバスク料理です。

・ブリのタルタル

マグロのタルタルのレシピで作りました。マグロに比べて身が締まっているようで(生かつ天然だったため?)、いつもとかなり異なる食感になりました。もう少し小さく切っても良かったかもしれませんが、おいしかったです。



・イワシのフリット

塩、白胡椒、小麦粉をつけて揚げたイワシに、シェリービネガーをかけていただきます。バスク地方でも、イワシは多く食べられています。



・カブの葉のフリット

カブの葉を少し湯通しした後に、しっかり水を切り、小麦粉とベーキングパウダーがベースの衣をつけてしっかりと揚げます。ビーツ(アカザ科のカエンソウ)あるいはシルバービーツ(アカザ科のフダンソウ)の葉のフリットのレシピを参考に、今回は、千葉県産の普通のカブ(アブラナ科)の葉を使いました。だいぶ違いものかもしれませんが、サクサクとした食感になってとてもおいしいです。今回初出。



・野菜と豆のスープ

塊のベーコン(本当は生ハムの切り端)にたくさんの野菜(玉ねぎ、セロリ、ニンニク、キャベツ、ニンジン、カブ、カボチャなど)と豆(白いんげん豆、サヤインゲン、ソラマメ)を煮こんで作る栄養たっぷりなスープです。久しぶりに作りました。今回はレシピ本に書かれている野菜全てを入れました。とてもおいしかったです。



・牛肉のステーキ、アンチョビバター添え

バスクらしく穏やかな辛味の唐辛子粉(うちでは韓国唐辛子で代用)の入ったアンチョビバターを添えたステーキです。



本日のワイン:イタリア・マルケ州・Rosso piceno DOC(サンジョベーゼ種・モンテプルチアーノ種、辛口赤)

料理はバスク(北西スペイン&南西フランス)ですが、ワインはイタリア中部です。しっかりと、でも渋みは少なめな感じの味わいで、ステーキによく合いました。





参考レシピ:
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)

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