2010年2月14日日曜日

オリーブとオリーブオイル



オリーブの実の果肉を搾ったものがオリーブオイルです。地中海周辺の風土に合っている上に、搾るだけで搾油できるので、ローマ時代から地中海周辺ではオリーブオイルがたくさん使われてきました。その他の地域の料理の場合、別の種類の油が指定されていることも多いのですが、うちでは、ほぼいつもオリーブオイルを使っています。味が好みというのもありますが、他の油よりも健康にいいのではないかと考えているためです。

数ある「健康食品」の中では、根拠が割としっかりしている数少ない例:
巷で、健康にいいかも!?という食材は沢山あるのですが、実はきちんと裏づけされている例はあまりおおくありません。そんな中、オリーブの実・オリーブオイルについては、心筋梗塞発症のリスク低減(高血圧、高コレステロール血症の緩和)、乳がん・大腸がんのリスク低下に有効とする科学論文が複数報告されています。しかも、(過剰使用を除く)危険性を指摘する報告はほとんどありません。実際に、オリーブオイルを多く使うイタリア、スペインなど地中海諸国では心筋梗塞が少ないという報告があります。

参考:国立健康・栄養研究所「健康食品の素材情報データベース」
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail493.html


オリーブオイルの正体は:
ちなみにオリーブオイルの主成分は、オレイン酸という脂肪酸(油)です。




(図はWikipediaから引用)

イラストの通り、二重結合を1つだけ持った不飽和脂肪酸です。
魚の油のように多数の二重結合を持った不飽和脂肪酸は心筋梗塞のリスクを減らすなど、「体によい」といわれています。でも、容易に酸化してしまう欠点があります。酸化した油は非常に味が悪く、健康にもよくありません。だから魚油は炒め物には適しません(長期保存も×)。一方、肉に含まれる油には、二重結合を持たない飽和脂肪酸の過剰摂取は生活習慣病につながる可能性が指摘されています。
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、不飽和脂肪酸である上に酸化されにくい性質があるので、炒め物や揚げ物にも向いている健康的な油といえます。
もちろん、脂肪酸であることには変わりませんから、カロリーは高いです。いくら体によさそうだからといって食べ過ぎには注意が必要です。
ちなみにオリーブオイルには、オレイン酸などの脂肪酸のほかに、様々な微量成分が含まれています。それらが生理活性物質としていろいろ働いているという話もあるようです。


単に好みの味だから使っているという話もあるけれど、
そんな訳で、油を使う場合には、できるだけオリーブオイルを使うようにしています。
(幸いなことに、これだけ飲み食いしていても、今のところコレステロール・中性脂肪共に低めです)
食べているうちに癖になってしまったという話もあるのですが・・・。


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