2010年7月17日土曜日

きっかけは海辺の街

今から5年ほど前、スペイン・カタルーニャ州北部のコスタ・ブラバ(Costa Brava)という地方に行きました。

 


このときは、出張で1週間近くホテルに缶詰だったのですが、とても景色のいいところでした。
それまで海外出張というと、北米が多く、食事の面でも治安の面でも厳しいものが多かったのですが、その概念を崩してくれたのが、このスペイン出張でした(実はこのときが初ヨーロッパ)。

当時は、特に料理に興味があるわけでもなく、どちらかというと海外では和食が恋しくなるたちだったのですが(特に米国出張中)、このとき泊まったスペインのホテルでは、食事もワインもとてもおいしかったです(当時はワインは苦手な口でしたが、それでもおいしくいただけました)。ナスの天ぷらやイワシのから揚げなど和食を思わせるものが並んでいて、当時は「日本食もここまで進出しているのかあ」などと適当なことを思っていたのですが、帰国後、そっちがオリジナルである事を知って衝撃を受けたものでした。

さて、そのとき、印象的だったのは、アロス・コン・レッチェ、米のミルク煮です。お米がデザートになるということでまさに衝撃、量が多かったので、完食は大変でしたが、なかなかにおいしかったです。その味が忘れられず、いつか再現してみよう、、、と思っていたので、数年後、スペイン料理のレシピ集に出会ったときにはとてもうれしかったです。
(ブログではまだ紹介していませんが、何度か作っています)


料理にのめりこむきっかけ、とまではいえないかもしれないけど、一つの伏線となる旅でした。


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