2012年12月9日日曜日

ロシアンサラダ、アジのマリネとカタルーニャ風焼きナス、カタルーニャ風カネロニ

12月8日の晩御飯、カタルーニャをイメージしたスペイン料理です。

・ロシアンサラダ
 
「ロシア風サラダ」という名前ですが、スペイン風のポテトサラダです。普段はマヨネーズから作るのですが(オリーブオイルとレモン汁で作るととてもおいしい!)、この間、ポルトガルの鱈グラタンを作るときに買ってったので今回は市販のマヨネーズを使いました。なぜかアーティチョークのマリネとキュウリのピクルスの缶詰が開けにくく難儀しました。フタを温めてもうまくいかず、蓋を温め、ゴムをまき、そして手と足で渾身の力を込めてようやく開けることができました(笑)。苦労した甲斐もあって、なかなかおいしかったです。


・アジのマリネとカタルーニャ風焼きナス
 
マアジがあまりに高かったので(中くらいのサイズでも1匹300円)買うのをためらっていたのですが、愛媛県産の青アジ(マルアジ)が比較的安く売られていたので(2匹で300円)、こちらを使いました。「青アジ」を扱うのは初めて、ウロコがあるのに驚きました。マアジよりも安く売られていること多いそうですが、味的には若干おとなしめの印象でしたが、なかなかおいしかったです。また、米なすを使うことが多いのですが、今回は長なすを使いました。いつもよりやや水分多く、甘みが強い印象でした。なかなかおいしかったです。


・カタルーニャ風カネロニ
 
新作です。イタリア料理として知られるカネロニですが、カタルーニャでもよく食べられているそうです。今回のレシピではトマトソースは使わず、豚肉・牛肉・鶏レバーを合わせて煮込んだフィリングを、下茹でしたラザニア用のパスタで巻いて作りました。ベシャメルソース、パルミジャーノをかけてシンプルにオーブン焼きにしました。鶏レバーの独特な香りはあるものの、とてもおいしかったです。赤ワインと最高の相性でした。


翌日の朝、残りをカスエラに入れて焼きましたが、雰囲気的にはよりそれっぽい感じ。



メインとしては、塩コショウしてシンプルに焼いただけですが、イベリコ豚をいただきました(実は半額で売られていたので)。
脂身が豊富で、その味わいが売りのイベリコ豚ですが、肉自体の赤みは濃く、しっかりとした味わいでした。ワインにもよく合いました。



本日のワイン:スペイン・バレンシア州・DO Utiel Requena 2003 Reserva(テンプラニーリョ種・カベルネソーヴィニヨン種、辛口赤、しっかり)
カタルーニャのお隣、バレンシア州のワインです。デパ地下で偶然であって購入したものですが、ワイナリーのオーナーが試飲会を開いていたので、購入時にボトルにサインをくれました。しっかりとした味わいでとてもおいしかったです。料理にもよく合いました。



参考レシピ:
「スペインバルブック―food & style」(柴田書店)2008
→カタルーニャ風カネロニ、アジのマリネとカタルーニャ風焼きナス
Vicky Harris and John Newton, The food of spain. Whitecap (2008)
→ロシアンサラダ(カタルーニャ風カネロニはこちらの本も若干参考にしました)

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