2月4日の晩御飯。
今日はインド料理。インド料理というとカレーのイメージが強いですが、インドの方々が毎日、いわゆるカレーライスを毎日食べている訳ではありません。スパイスを多用する煮込み、炒め物を、「Curry」という英単語で総称したのがカレーの由来のようです(インド→イギリス経由のカレーが、日本をはじめ様々な国に伝わって国民食として普及したわけです)。クミン・コリアンダーパウダーなどのスパイスを多用した料理やピラフなどという点では、北アフリカ、中近東、トルコ、中央アジアと広大に広がった食文化圏の影響を強く受けているといえます。
今回のヨーグルトカレーは、いわゆるカレーのイメージからは大きく違う一品です。
・ナッツピラフ
カシューナッツとアーモンド、そして様々なスパイス(シナモンスティック、カルダモン、ローリエ)とお米を炊き込んだピラフです。モロッコ料理・レバノン料理などとしても頻繁に食べているシンプルなサフランライスも美味しいですが、ナッツとレーズンが格別です。ピラフが炊飯器でも美味しく炊けるという話は今回紹介するレシピ本で知りました。
・ヨーグルトカレー
スパイスと炒めた鶏肉をヨーグルトで煮込んだカレーです。今回は冷蔵庫にあった低脂肪ヨーグルトを使いましたが、若干水っぽくなってしまいました。ショウガとニンニクのすりおろしも味の決め手です。インド料理というと辛いイメージが先行しますが、こちらはとってもマイルド、でもスパイスの香りがとても美味しいです。
参考レシピ:
ミラ・メータ「はじめてのインド料理」文化出版局(1996)
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