2010年2月21日日曜日

タブーリ、鶏とセロリとコメのスープ、ファラフェル

2月20日の晩御飯。
今日はレバノン料理です。前菜編。
小麦、コメ、豆とバランスよく?穀物が使われています。

・タブーリ(パセリのサラダ)
 
レバノン料理の定番です(ほぼ毎回作っています)。パセリとミント、長ネギ(あさつき)、トマトが野菜で、ブルグール(挽き割り小麦を蒸したもの)が混ぜられています。クスクスでもよいのですが、食感から、タブーリにはブルグールが一押しです。



・鶏とセロリとコメのスープ
 

鶏とセロリ、長ネギ(あさつき)をレモン汁と共に煮込んで、シナモンスティック・黒胡椒で調味、さらにコメ(インディカ米)も入れて煮込んだスープです。卵・レモンソースを混ぜることもあるそうですが、やはり距離的に近いこともあってギリシャ料理にも近いものがあります。




・ファラフェル
 
レバノンとその周辺で定番の豆のコロッケです。タヒーニソース(レバノン風のごまだれ)、タブーリなどとレバノンの薄焼きパンにくるんでサンドウィッチのようにして食べられることも多いようです。パリでも街角にも、沢山のレバノン料理店がありますが、ファラフェルサンドなどを出すレバノンのサンドウィッチ専門店までありました。

今回はヒヨコマメで作りましたが、レシピ本では乾燥ソラマメと半々となっていました。数時間水で戻した乾燥豆をフードプロセッサーで粉々にして、ニンニク、長ネギ(あさつき)、パセリ、玉葱をみじん切りにし(引き続きフードプロセッサー)、小麦粉、ベーキングパウダー少々(共にわずか)とスパイス(クミン、コリアンダー、カイエンペッパー、黒胡椒)を混ぜてまとめたペーストを油で揚げたものです。揚げる前に少々冷蔵庫で寝かしておくとまとまりやすいようです。乾燥豆を使わないとうまくまとまりませんので注意が必要です。野菜だけの(肉の入っていない)ベジタリアンメニューですが、くせになるおいしさです。



こちらはファラフェルの断面。パセリやあさつきが混ざっているので、ほんのり緑色をしているのが特徴です。


参考レシピ:
Dawn, Elaine & Selwa Anthony. Lebanese Cooking. Perplus (2005)
Posted by Picasa

0 件のコメント: