12月30日、今年も築地市場に買い出しに行きました。混みあう場内市場の様子です。
あいにくの雨にもかかわらず、とても賑わっていました。
築地場内で買った食材を使った料理がこちらです。12月30日の晩御飯、イタリア料理です。
年末の定番になりつつありますが、素材を活かしたシンプルな料理でまとめてみました。
・ホタテのサラダ
軽く湯通しして、冷水で洗ったホタテを使いました。柚子がベースのドレッシング(柚子汁、柚子皮、オリーブオイル、赤ワインビネガー)をかけていただきました。シンプルながらとてもおいしいです。
こちらが今回購入したホタテ(むき身・北海道噴火湾産)です。写真はだいぶ使った後のもので、ぎっしり入っていました。正月のお刺身までいろいろ活用しました。
・寒ブリのカルパッチョ
今回初めて築地で購入した寒ブリです。脂がのっていて、とてもおいしかったです。腹身の下の部分は殆ど脂なのに、臭みはほとんどなく、非常に美味しかったです。今回は、もらいものの柚子があったので、柚子汁+柚子皮仕上げです。後でピンクペッパーも振ってみましたが、とてもよく合いました。
これがその寒ブリ(石川県水揚げ、腹身片側)です。寒ブリはかなり高価ですが、遅い時間に見つけたのでかなり格安でした。 かなり大きなサクがとれた上に、カマもついていたので、ブリ大根にも活用できそうです。築地では他にもいろいろ買ったのですが、今回一番の掘り出し物だったと思います。
皮を引いてもらった後は、非常に綺麗な色をしていたのですが、すぐに血合いの部分の変色が始まってしまいます。そこで、今回試したのがこちらの吸引パック、サクの一部ですが、こんな感じにして大晦日(翌日ですが)・正月まで保管しました。今回はじめて試してみたのですが、なかなか良い感じでした(特に腹身側の鮮度維持に効果があった模様)。
・鯛のカルパッチョ
鯛は自分でさばきました。親指を痛めていることもあって、去年よりうまくいかなかったですが、出刃包丁のおかげで、何とか捌き切り、半身をこの日に使いました(カルパッチョ+パスタ)。カルパッチョは薄切りにするので、ごく一部で十分に立派になります。こちらも柚子汁+柚子皮仕上げです。
こちらがそのタイ、昨年と比べると少し小ぶりです(1.1kg)が、今回も活き締めです(養殖・愛媛県産)。目の前で活き締めしてもらった鯛ということもあって、アラまで残さずに使わせてもらいます。
・鯛のスープ
鯛のアラで作りました。今回は頭部片側のみを使いましたが、十分に濃い出汁がでました。浮身は、別茹でした米粒状のパスタです。
・鯛とホタテのサフランクリームパスタ
そして、今回のパスタ&メイン(unico)、白ワイン、サフラン、生クリームでシンプルに調理した鯛とホタテに、タリアテッレを合わせました。簡単に作れるメニューではあるものの、見た目も豪華、味も最高の一品です。
参考レシピ:
石川みゆき「たった15分でイタリア家庭料理」(青春出版社)2007
→ホタテのサラダ、タイのスープ
ダニエラ・オージック「イタリア地方のおそうざい」(柴田書店)2005
→鯛とホタテのサフランクリームパス(レシピ本では鯛と海老、ムール貝の組み合わせ)
2013年1月6日日曜日
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