実はオリジナルは牛肉をつかったもので、ベネチアのレストランが発祥と言われています。生魚を食べるの文化が広がっている日本では、魚のカルパッチョの方が安全面でもおすすめです(現地イタリアでも刺身が人気らしいですが)。
お醤油とワサビでいただくのが日本の刺身なら、オリーブオイルとニンニク等でいただくのがカルパッチョの特徴です。なお薬味はニンニクだけではなく、小ネギやショウガなどが使われることもあるようです(実際にベネチア近郊のキオッジャのレストランでは小ネギが薬味として使われていました)。
おおよそ2人前 刺身用白身魚柵(タイ、ヒラメ、スズキ、ホウボウ等) ニンニク 1かけ~半分 ケーパーまたはレモン汁 塩 胡椒(白胡椒がオススメ) オリーブオイル |
作り方:
・皿にニンニク片をこすりつける。その後、細かいみじん切りにしておく。
このやり方は「Venezia -food and dreams-」などのレシピ本にも紹介されていますが、若干オマジナイっぽい所も。なんとなくおいしくなった気がします。白か透明(ガラス)など無地の皿がオススメ。
・半凍結した刺身用の柵を出来る限り薄切りにして皿に並べていく
勝手なイメージでふぐ刺しのように…(笑)
・細かくみじん切りにしたニンニク、軽くみじん切りにしたケーパー(好みで)をふりかける
スモークサーモンの友(?)ケーパーをふりかけるとさっぱりします。この場合、レモン汁なしでもいけます。
・塩、胡椒で味付けし、オリーブオイルをふりかける。
魚には白胡椒がオススメです。こういった生食用のオリーブオイルは味がよく分かるので、おいしいものを使った方がよいです(*)。
・ラップして冷蔵庫で少々冷やすとおいしくいただけます。
レモン汁をかける場合は食べる直前がよいです。
こういうシンプルな料理は、どこまでがオリジナルか微妙ですが、とにかく大好物なので、平日などもしきりに作って楽しんでいます。オリーブオイル直前がけをすすめるレシピもありますが、個人的には少しなじませてから食べるのが好みです。
(*)おいしいエクストラバージンオリーブオイルはかなり高価なものですが、500ml単位で買えば700円~2000円位(よく小売されている250ml換算で300-1000円程度)から美味しい物があります。チュニジア産やギリシャ産がリーズナブルでおいしい印象です。
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