2012年8月28日火曜日

カルドベルデ、小アジのエスカベッシュ 、エビのピリ辛炒め 、夏野菜の蒸し煮

8月25日の晩御飯、ポルトガル料理です。
イベリア半島の料理は、イタリア料理とは似ているようで結構異なるので、ひさしぶりな感じがしました(笑)。

・カルドベルデ(ケールのスープ)
 
ジャガイモのスープに、せん切りしたポルトガルキャベツ(「にがい!」で有名なケール)を加えていただきます。日が通っているので極端に苦くはなく、サラミを浮かべていただくとよい感じです。今回は一部のジャガイモを残すレシピで作りました。


・小アジのエスカベッシュ
  いわゆる小アジの南蛮漬けというやつです。一見和食のようで、これも立派なポルトガル料理です(そもそも南蛮漬け自体がポルトガルの影響を受けたメニューですが)。レシピ的には特に南蛮漬けに近い方ですが、生のニンジンがたくさん食べられてよい感じです。今回のアジは鮮度が高かったようで特においしかったです。


・エビのピリ辛炒め
 
スペイン料理としてもよく作ります。今回はニンニク、唐辛子、ローレルで風味づけしています。仕上げに添えたのはシークァーサーです。国産レモンが手に入りにくい(高い)この時期は、シークァーサーやカボスを愛用しています。


・夏野菜の蒸し煮
 
南仏のラタトゥイユ、スペインのフラメンカエッグに似ていますが、こちらは純粋に野菜だけです。あっさりしていてとても食べやすいです。とにかく野菜を食べまくりました。


本日のワイン:ポルトガル・ビーニョベルデ(やや辛口、微発泡・白)
定番のワインです。うちでは緑の猫と呼んでいます。フレッシュで微発泡な感じで、果実味もあります。さすがにイタリアみやげのワインをいきなり開けるわけにもいかず、あわてて近所の駅のガード下で買って来ました。ワインにしてはアルコール分が低い(9%)なので時差ボケで弱った体にもやさしいです(笑)。毎度ながらとてもおいしいです。



参考レシピ:
Tessa Kiros. Piri piri starfish. Murdoch books (2008)
→カルドベルデ
丹田いづみ「家庭で作るポルトガル料理」(河出書房新社)2008
→小アジのエスカベッシュ 、エビのピリ辛炒め 、夏野菜の蒸し煮
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