6月1日の晩御飯、スペイン料理です。
・スペイン風カツオのたたき
カツオのタタキをベースにしたものです。焼いたカツオを醤油ベースのマリネ液につけ、スペイン南部の郷土料理である白いガスパッチョ(ajo blanco)を添えていただきます。今回のマリネ液は、オリーブオイル、醤油、レモン汁、コラトゥーラ(イタリア産の魚醤)を混ぜて作りました。白いガスパッチョとは、アーモンドベースのスープで、今回はアーモンドプードル、シェリービネガー、ニンニク、パン粉を合わせました。カツオのタタキに濃厚なコクが加わってとてもおいしいです。
小ネギを使って、少し異なる盛り付けも試してみました。
・ガスパッチョ
今シーズン初めてのガスパッチョです。シンプルなレシピで作りました。
・キャベツとグリーンピースのプディング
久しぶりに作りました。長い間、冷蔵庫で寝ていたキャベツをついに救出しました。驚異的な日持ちです(笑)。綺麗に固まったので、見た目は、ほぼトルティーリャです。こちらも非常においしかったです。
・イカのスケット
一応、今回の新作です。小麦粉をつけて炒めたイカを、よく炒めたニンニク、玉ねぎ、トマトと合わせ、ジャガイモとともに、白ワイン、魚介のブロードなどで煮込みます。そこへピカーダ(今回は松の実、サフランを中心としたシンプルなもの)を加えて仕上げます。いわゆる魚介のブロードは使いませんでしたが、カツオを焼いた時のフライパンでイカを炒め、しかもコラトゥーラ(魚醤)を加える事で、旨味を加えました。非常においしかったです。
本日のワイン:日本・長野県(ソーヴィニョンブラン、辛口白)
地物のソーヴィニョンブランを使った小布施のワインです。ソーヴィニョンブランは香りが強すぎる、という印象があって、日頃あまり飲まないのですが、こちらは香りを協調し過ぎない製法、ということで試してみました。豊かな香りは残しながら、くどくなく、大変いい感じでした。カツオのタタキにもよく合い、非常においしかったです。
参考レシピ:
「スペインバルブック―food & style」(柴田書店)2008
→カツオのたたき風、イカのスケット
おおつきちひろ「スペインの熱い食卓」(文化出版局)1995
→キャベツとグリーンピースのプディング(元のレシピはキャベツのプディング)
2013年6月2日日曜日
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