9月18日の晩御飯。ギリシャ料理です。
・レモン卵米スープ
ブロードで煮たお米のスープに、卵+レモンをよく混ぜたソースを加えて作ります。
ギリシャ料理らしい一品です。大好物です。普通のうるち米だと、粘りが強くなってしまうので、スープ系(ミネストラ含む)の場合は、インディカ米(長粒)を使っています。今回も新潟産のインディカ米を使用。
・詰め物入りチダイのオーブン焼き
持っているレシピ本の中からなんとなく作ることを決めたのですが、実はいろいろな材料が必要で大作になりました!フィリングには、魚の身・フェタチーズ・パンくず・卵白・ディル風味のピクルス(+本当は生のタラゴン)、そして白胡椒をフードプロセッサで混ぜたものを使います。作ろうと決めてチダイを買ってきたときには、パン粉+ハーブ程度に気軽に考えていたので、英語を読み直して驚きました。まさに魚に魚を重ねるメニューです。たまたま昨日、半額でゲットしたイナダ(刺身)の残りがあったので、なんとか作れましたが、これらの中身をそろえるのはなかなか大変です。ちなみにレシピ本では、外の魚にフエダイ(snapper)、中身にはコイ(carp)・カワカマス(pike)・カレイ(sole)が指定されていました。ピクルスもなかったのでキュウリから作りました(だから浅漬け)。いろいろ手間でしたが、非常においしかったです。
こちらが急遽作ったディル風味のピクルスです。白ワインビネガー・粒胡椒・おろしニンニク・ハバネロ・乾燥ディルを混ぜ合わせた漬け汁を煮立たせて、塩もみした輪切りのキュウリにかけました。少し塩辛いですが、ピクルスとしてもおいしくできました。
本日の白ワイン:ギリシャ・白(アシリティコ・ソーヴィニョンブラン、辛口、さわやか)
ほどよい酸味に、ほどよい果実香・果実味が特徴的な、さわやかなワインでした。かなり好みの味で、料理とも非常によく合いました。
本日のお酒:ギリシャ・ウーゾ(アニス風味の蒸留酒)
アニスの風味が特徴的で、好みが分かれる味わいだと思いますが、癖になりそうです。特に特に肉料理と合いそうです。
水で割ると、白濁するのが特徴で、トルコのラク、中東のアラック、フランスのぺルノーなどと近いものです。こちらが白濁した様子。
参考レシピ:
Rena Salaman and Jan Cutler. The Illustrated Food and Cooking of Greece. Lorenz Books (2005)
2010年9月19日日曜日
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