2011年8月17日水曜日

ラングドック風サンマのマリネ、ヴィシソワーズ、アリゴ、カスレ

8月14日の晩御飯、フランス料理です。

・ラングドック風サンマのマリネ
 
今回はサンマで作ってみました。脂ののりがよくてとてもおいしかったです。



・ヴィシソワーズ
 
定番になりつつある冷製スープです。



・アリゴ
 
マッシュポテトに溶かしたチーズ、ニンニク、バターを加えたものです。今回、初出。



・カスレ
 
肉類と白いんげん豆、野菜との煮込みです。とてもおいしかったです。こちらも今回初出。



本日のワイン:スペイン(辛口赤)

フランスのおとなり、スペインのワインです。とてもおいしかったです。



参考レシピ:
中野寿雄「美味しいフランス家庭料理」大泉書店(2007)

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2011年8月14日日曜日

水切りヨーグルト(レシピ)

ギリシャ料理やトルコ料理では、甘くない料理にヨーグルトを料理に使います。例えば、ヨーグルトにキュウリ(角切り、千切りなど)を加えたジャジキは代表的ですし、アダナケパブ(トルコ風のつくね)にもヨーグルトを加えます。そんな時、市販のヨーグルトではいささか水分が多く、水っぽくなってしまうことがあります。

そんな時は水切りヨーグルトを作ると便利です。

方法はいたって簡単、ザルにキッチンペーパーを乗せて、30分程度おいておくだけでOKです。もちろんザルの下には乳清がたまりますからボウルなどで受け止めてください。あえてコツをいえば、キッチンペーパーの下は目の荒いザルを使うべき、ということ位で、そうでないと水がたまりがちになってしまいます。



もちろん、料理によっては、市販のヨーグルトをそのままつかっても大丈夫なのですが、水切りヨーグルトにするとコクが増します。「水切りヨーグルト」自体は随所で紹介されていますが、クリームチーズのような食感になってとてもおいしいです。

ジャジキ:
キュウリとヨーグルトのサラダです。パック半分位のヨーグルトにキュウリ1本を合わせ、少量のニンニク(細かいみじん切り)、ミント(乾燥でもOK)、ごく少量の白ワインビネガーを加えれば完成です。さっぱりしていてディップとしてもおいしいです。



なお、水切りの操作は放射能が気になる方にもオススメです。現在問題になっている放射性セシウムは、水溶性であるため、水切りの操作をすることで、ヨーグルト本体からある程度取り除くことができます。仮に放射性セシウムが含まれていたら、乳清部分(下にたまった水)にたまることになります。チェルノブイリの時も、乳清と脂肪分の分離が薦められたようです。ただし、現時点では、市販のヨーグルトは、(モニタリングされているようなので)ほとんど心配いらないと思います


赤ピーマンのオーブン焼きマリネ、コーンリゾット、スペアリブのオーブン焼き、イサキのオーブン焼き

8月13日の晩御飯、今日もバスク料理です。

・赤ピーマンのオーブン焼きマリネ
 
オーブン焼きにした赤ピーマンをシェリービネガーとオリーブオイルでマリネします。



・コーンリゾット
 
トウモロコシの茹で汁で炊きこむリゾットです。今回はレシピ本通り羊乳のチーズ(うちではペコリーノ・ロマーノ)でマンテカーレしました。久し振りに作りましたがトウモロコシのほのかな甘みがおいしいです。



・スペアリブのオーブン焼き
 
蜂蜜、ニンニク、シェリービネガー、唐辛子、コリアンダー粉、黒胡椒などを合わせたペーストを塗りつけてオーブン焼きにしたスペアリブです。少々こげ気味でしたがおいしかったです。イタリア料理の「蜂蜜バルサミコ」に似ていますが、バスク料理のレシピとしては今回初出。



・イサキのオーブン焼き
 
今回は、赤ピーマンのオーブン焼きマリネで使ったオリーブオイルを使いました。シェリービネガーとオリーブオイルがベースですが、赤ピーマンの甘みも加わって新しい美味しさでした。



本日のお酒:洋梨のシードル・フランス・ノルマンディー産(やや甘口、微発泡)

アルコール分は2%と少なめなので、それほど酔いません。さわやかな甘味と酸味がよく効いていておいしかったです。



参考レシピ:
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)

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アスパラガスのサラダ、バスク風炊き込みご飯、ラムチョップのバスクソース

8月12日の晩御飯、バスク料理です。

・アスパラガスのサラダ
 
茹でたアスパラガスをさっぱりとしたソースで頂きます。



・バスク風炊き込みご飯(Lady's rice)
 
炊飯器でおいしく炊ける簡単な炊き込みご飯です。サラミや穏やかな辛味の唐辛子を入れるのが特徴です。



・ラムチョップのバスクソース
 
バスクソースとは赤ピーマンやトマトを煮込んで作ったソースです。だいぶ前に作ったものですが、ここに砂糖と穏やかな辛味の唐辛子を加え、ラムチョップにつけて焼きました。



参考レシピ;
Gerald Hirigoyen, The Basuque Kitchen, HarperCollins(1999)
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2011年8月11日木曜日

羊飼いのサラダ、ハイダーリ(ヨーグルトと白チーズのディップ)、トルコ風ビーフシチュー・焼き茄子のチーズペースト添え

8月10日の晩御飯。久しぶりにトルコ料理です。しかも新作。

・羊飼いのサラダ
 
東地中海風のドレッシングでいただく刻み野菜のサラダです。



・ハイダーリ(ヨーグルトと白チーズのディップ)
 
ヨーグルトと白チーズ(うちではギリシャのフェタチーズ)を合わせたペーストです。シンプルですがとてもおいしいです。




・トルコ風ビーフシチュー、焼き茄子のチーズペースト添え
 
「スルタンのお気に入り」という名前の料理です。シンプルにトマトペーストで煮込んだ牛肉と、焼きナスにチーズを混ぜたものを添えていただきます。どちらのペーストにも小麦粉が入っているので、粘性は高めです。今回初出。とてもおいしかったです。


参考レシピ:
荻野恭子「家庭で作れるトルコ料理」河出書房新社(2009)

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人参のスープ、豚とアサリの炒め物

8月8日の晩御飯。ポルトガル料理です。

・人参のスープ
 
ニンジン、ネギ、ジャガイモで作るポタージュです。とてもおいしいです。



・豚とアサリの炒め物
 
ニンニク、パプリカ粉、ワイン、ニンニクでマリネした豚肉をアサリと炒め合わせたシンプルなメニューです。こちらもしばしば作るメニューですがとてもおいしいです。



参考レシピ:
Tessa Kiros. Piri piri starfish. Murdoch books (2008)
 →人参のスープ
丹田いづみ「家庭で作るポルトガル料理」(河出書房新社)2008
 →豚とアサリの炒め物
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2011年8月9日火曜日

鶏肉のクスクススープ、オクラのタジン

8月8日の晩御飯、1ヶ月ぶりにモロッコ料理です。

・鶏肉のクスクススープ
 
定番の鶏肉のクスクスです。今回は盛り方を少しだけそれらしくしてみました。



・オクラのタジン
 
シンプルなオクラと鶏肉のタジンです。さっぱりしつつもとてもおいしかったです。今回初出。新登場のレシピ本、日本語のモロッコ料理本です。



参考レシピ:
Tess Mellos. North African Cooking. Periplus (2005).
 →鶏肉のクスクススープ
口尾麻美「Street Food Morocco モロッコで出会った街角レシピ」(グラフィック社)2011 
 →オクラのタジン


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