1月21日の昼ご飯、久しぶりにインド料理です。今回はオール新作、インド南部メニューです。
・ケララ風ラムカレー
ラムのカレーです。マスターシーズやカルダモン、トマト、沢山の玉ねぎでマサラを作ります。南部メニュー(ケララ地方)ではあるもののココナッツミルクは入っていません。
・ココナッツライス
フレークのココナッツとレモン汁を加えた南インド風の炊き込みご飯です。マスタードシーズも入っています。水加減が難しく少し水分多めになってしまいました。おとなしく炊飯器を使うと簡単かもしれません。
参考レシピ:Brinder Narula, Vijendra Singh, Sanjay Mulkani, Thomas John. The food of India. Periplus (2004)
2012年1月29日日曜日
2012年1月22日日曜日
イタリア中部の旅6:ボローニャ
2008年夏のイタリア中部の旅、現地6日目、帰国の日です。
この日はボローニャを名残惜し見ながら、夕方の便で成田に戻りました。
この日は、インディペンデンツァ通りに面したホテルに止まっていたのですが、朝食は、塊のチーズを自分で切って食べられたり、生ハム食べ放題だったり、とても豪華でした。料金的にはそう高くなかったのですが。
中心広場(マッジョーレ広場)の像です。
マッジョーレ広場近くで撮りました。マッジョーレ広場に面した公共の施設でボローニャ料理のレシピ本を買いました。活用したいのですが、格好をつけて(笑)イタリア語版を買ったら、なかなか読めない!おとなしく英語版にしておけばよかった・・・。
マッジョーレ広場には市役所も面しています。こちらは市役所の一角、長い廊下が素敵です。
通りから見たDue Torri(のうち1つ)。ボローニャのシンボルです。
もう一つのボローニャのシンボル、ポルティコ、歩道を覆う張り出した建物です。
木造のものもありました。
ボローニャの中心には、こんな狭い運河もありました。
初日に行ったトラットリアがとてもおいしかったので、最終日のお昼ももう一度行こうと思ったのですが、残念ながらおやすみでした。この日は、そのお店の近くにあった別のお店で食べました。
トルテリーニ、ボローニャ名物の手打ちパスタです。
タリアテッレをナスで巻き、トマトソースをかけたもの。南イタリアな雰囲気ですが、とてもおいしかったです。
こちらの店もなかなかおいしかったです。
マッジョーレ通りに隣接したペスケリエ・ヴェッキエ通り(Pescherie Vecchie)周辺でいろいろお土産を買いました。
今回、最大のお土産、塊の羊のチーズ。大きな塊のチーズを買うのは初めてです。このあと、食べたり、いろいろ料理に使ったりしましたが、とても美味しかったです。確か7ユーロ位でした(日本では100g1000円位なので1/10以下の値段)。
今回のお土産、食べ物ばかりです(笑)。多くは日本で買うことのできるものですが、なかなかリーズナブルなお値段で買えました、というか、やっぱりメルカートでウンチクを聞きながら買い物をするのはとても楽しいです。
帰りもボローニャ空港からパリ経由で帰りました。
最近、ヨーロッパには行ってないので、また行きたいです。
この日はボローニャを名残惜し見ながら、夕方の便で成田に戻りました。
この日は、インディペンデンツァ通りに面したホテルに止まっていたのですが、朝食は、塊のチーズを自分で切って食べられたり、生ハム食べ放題だったり、とても豪華でした。料金的にはそう高くなかったのですが。
中心広場(マッジョーレ広場)の像です。
マッジョーレ広場近くで撮りました。マッジョーレ広場に面した公共の施設でボローニャ料理のレシピ本を買いました。活用したいのですが、格好をつけて(笑)イタリア語版を買ったら、なかなか読めない!おとなしく英語版にしておけばよかった・・・。
マッジョーレ広場には市役所も面しています。こちらは市役所の一角、長い廊下が素敵です。
通りから見たDue Torri(のうち1つ)。ボローニャのシンボルです。
もう一つのボローニャのシンボル、ポルティコ、歩道を覆う張り出した建物です。
木造のものもありました。
ボローニャの中心には、こんな狭い運河もありました。
初日に行ったトラットリアがとてもおいしかったので、最終日のお昼ももう一度行こうと思ったのですが、残念ながらおやすみでした。この日は、そのお店の近くにあった別のお店で食べました。
トルテリーニ、ボローニャ名物の手打ちパスタです。
タリアテッレをナスで巻き、トマトソースをかけたもの。南イタリアな雰囲気ですが、とてもおいしかったです。
こちらの店もなかなかおいしかったです。
マッジョーレ通りに隣接したペスケリエ・ヴェッキエ通り(Pescherie Vecchie)周辺でいろいろお土産を買いました。
今回、最大のお土産、塊の羊のチーズ。大きな塊のチーズを買うのは初めてです。このあと、食べたり、いろいろ料理に使ったりしましたが、とても美味しかったです。確か7ユーロ位でした(日本では100g1000円位なので1/10以下の値段)。
今回のお土産、食べ物ばかりです(笑)。多くは日本で買うことのできるものですが、なかなかリーズナブルなお値段で買えました、というか、やっぱりメルカートでウンチクを聞きながら買い物をするのはとても楽しいです。
帰りもボローニャ空港からパリ経由で帰りました。
最近、ヨーロッパには行ってないので、また行きたいです。
イタリア中部の旅5:フィレンツェからボローニャへ
2008年夏のイタリア中部の旅、現地5日目、
この日はフィレンツェの市街を巡り、夕方頃にボローニャに戻りました。
午前中は、市街地をめぐりました。
まず大聖堂に付属するサン・ジョヴァンニ洗礼堂 (Battistero di San Giovanni) を見学。冒頭の写真の通り、内部は金色のモザイクでとても美しいです。
天井のモザイクも見事です。
ついで、ヴェッキオ橋を渡って対岸へ向います。ヴェッキオ橋は複層になっていて、上を見あげれば何やら通路のようなものが見えます。
橋を渡り終えても何やら通路が続いています。
建物の間にも通路が伸びていました。
この回廊を追いかけていった先にあるのが、ピッティ宮殿です。16世紀の後半から、メディチ家は、ここを私的な生活のための宮殿としてつかっており、政務を行なっていたフィレンツェ中心部(現・ウフィッツィ美術館)とピッティ宮殿を結ぶ通路が先の回廊の招待です。ピッティ宮殿も重厚ながら地味な外観です。
ピッティ宮殿は、現在は美術館として使われています。内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、イタリアの美術館の御多分にもれず、沢山の絵画・美術品がところ狭しと並べられていて、相当な分量でした。当時の壮麗な内装の中で、いわば生きた絵画を見ることができるわけです。
ピッティ宮殿の周りには庭園があります。ちなみに、これがグロテスク調。「古代ローマを起源とする異様な人物や動植物等に曲線模様をあしらった美術」らしいです。ここからいわゆるグロテスクという言葉が生まれたようです。
ちなみにせっかくイタリアに来たのだから、、、とピッティ宮殿近くのバルで一休みしました。憧れの「バルでカフェを立ち飲み」をやろうと(笑)画策したのですが、昼下がりの時間帯、特に人の数も少なく、あっさり席を使っていいよ、と案内されてしまいました。まだ食事前でお腹をすかせていたのでカプチーノを1杯。
午後の電車でボローニャに戻ります。という訳でお昼は中心部の方へ戻って、メルカート(市場)近くのお店に適当に入りました。
一応、フィレンツェらしいものを、ということで白いんげん豆。
そして夏野菜のグリル。
今となっては、いかにもうちで食べそうな前菜2種です。
そしてプリもピアッティ2種。
グリーンピースのクリームパスタ
赤チコリ(確か)のリゾット、こちらもクリーム味でたっぷりです。
どれもシンプルなメニューですが、シンプルにおいしく、よい感じでした。
さて、中央駅周辺を少し散策した後、特急ユーロスター(画面左の列車)に乗ってボローニャを目指します。
(本当は海外では勧められない行為なのですが)思わず日本の電車のように居眠りをしていたら、あっという間にボローニャ近郊、周りの人が席を立ち始めました。新幹線でいうと、「およそ3分ほどで◯×駅到着です」の放送が流れる前には、ゾロゾロと席を立ち始めている感じ、放送のある頃には降車客の殆どは席を有様、飛行機でもそんな感じなので習慣なのでしょうか?イタリアの列車はホームとの間に段差があって乗り降りに時間がかかるせいもあるとは思いますが、意外にせっかち?なイタリアの習慣に驚きました。おかげでボローニャに定時到着、(おそらく)定時出発です。
ボローニャでは旅の初めとは別のホテルに泊まりました。今度は駅から中心部へ向かって少し歩いたところ、インディペンデンツァ通り沿いのクラシックなホテルです。
この日の夕食はボローニャのカフェ(ピッツェリア)風のお店でいただきました。
ナッツ入りのルッコラのサラダ。これに感化されて、うちの超定番、「ルッコラのサラダ」が誕生しました(笑)
そしてパスタ2種。
定番のボロネーゼ。
ホワイトソースのパスタ。
そして、ポルチーニのクリームソースのかかったフィレステーキ。
ちなみに、昼でだいぶお腹いっぱいになっていたので、軽めにしようと思っていました。焼いたポルチーニをあたりで適当に、、、と思っていたのですが、出てきたのがこれ。「ポルチーニのフィレ」→「フィレ状のポルチーニ」と思っていたのですが、考えてみたらそんなのあるわけありません。とにかく劇的なおいしさでした。
この日はフィレンツェの市街を巡り、夕方頃にボローニャに戻りました。
午前中は、市街地をめぐりました。
まず大聖堂に付属するサン・ジョヴァンニ洗礼堂 (Battistero di San Giovanni) を見学。冒頭の写真の通り、内部は金色のモザイクでとても美しいです。
天井のモザイクも見事です。
ついで、ヴェッキオ橋を渡って対岸へ向います。ヴェッキオ橋は複層になっていて、上を見あげれば何やら通路のようなものが見えます。
橋を渡り終えても何やら通路が続いています。
建物の間にも通路が伸びていました。
この回廊を追いかけていった先にあるのが、ピッティ宮殿です。16世紀の後半から、メディチ家は、ここを私的な生活のための宮殿としてつかっており、政務を行なっていたフィレンツェ中心部(現・ウフィッツィ美術館)とピッティ宮殿を結ぶ通路が先の回廊の招待です。ピッティ宮殿も重厚ながら地味な外観です。
ピッティ宮殿は、現在は美術館として使われています。内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、イタリアの美術館の御多分にもれず、沢山の絵画・美術品がところ狭しと並べられていて、相当な分量でした。当時の壮麗な内装の中で、いわば生きた絵画を見ることができるわけです。
ピッティ宮殿の周りには庭園があります。ちなみに、これがグロテスク調。「古代ローマを起源とする異様な人物や動植物等に曲線模様をあしらった美術」らしいです。ここからいわゆるグロテスクという言葉が生まれたようです。
ちなみにせっかくイタリアに来たのだから、、、とピッティ宮殿近くのバルで一休みしました。憧れの「バルでカフェを立ち飲み」をやろうと(笑)画策したのですが、昼下がりの時間帯、特に人の数も少なく、あっさり席を使っていいよ、と案内されてしまいました。まだ食事前でお腹をすかせていたのでカプチーノを1杯。
午後の電車でボローニャに戻ります。という訳でお昼は中心部の方へ戻って、メルカート(市場)近くのお店に適当に入りました。
一応、フィレンツェらしいものを、ということで白いんげん豆。
そして夏野菜のグリル。
今となっては、いかにもうちで食べそうな前菜2種です。
そしてプリもピアッティ2種。
グリーンピースのクリームパスタ
赤チコリ(確か)のリゾット、こちらもクリーム味でたっぷりです。
どれもシンプルなメニューですが、シンプルにおいしく、よい感じでした。
さて、中央駅周辺を少し散策した後、特急ユーロスター(画面左の列車)に乗ってボローニャを目指します。
(本当は海外では勧められない行為なのですが)思わず日本の電車のように居眠りをしていたら、あっという間にボローニャ近郊、周りの人が席を立ち始めました。新幹線でいうと、「およそ3分ほどで◯×駅到着です」の放送が流れる前には、ゾロゾロと席を立ち始めている感じ、放送のある頃には降車客の殆どは席を有様、飛行機でもそんな感じなので習慣なのでしょうか?イタリアの列車はホームとの間に段差があって乗り降りに時間がかかるせいもあるとは思いますが、意外にせっかち?なイタリアの習慣に驚きました。おかげでボローニャに定時到着、(おそらく)定時出発です。
ボローニャでは旅の初めとは別のホテルに泊まりました。今度は駅から中心部へ向かって少し歩いたところ、インディペンデンツァ通り沿いのクラシックなホテルです。
この日の夕食はボローニャのカフェ(ピッツェリア)風のお店でいただきました。
ナッツ入りのルッコラのサラダ。これに感化されて、うちの超定番、「ルッコラのサラダ」が誕生しました(笑)
そしてパスタ2種。
定番のボロネーゼ。
ホワイトソースのパスタ。
そして、ポルチーニのクリームソースのかかったフィレステーキ。
ちなみに、昼でだいぶお腹いっぱいになっていたので、軽めにしようと思っていました。焼いたポルチーニをあたりで適当に、、、と思っていたのですが、出てきたのがこれ。「ポルチーニのフィレ」→「フィレ状のポルチーニ」と思っていたのですが、考えてみたらそんなのあるわけありません。とにかく劇的なおいしさでした。
イタリア中部の旅4:フィレンツェ
2008年夏のイタリア中部の旅、現地4日目、
いよいよ旅も終盤に差し掛かりましたが、この日は大きな移動もなく(今回は初の移動なしの日)、フィレンツェ市内を探索することにします。有名なウフィツィ美術館にも行きたかったのですが、それだけで1日が終わってしまうのではないかという危惧で、今回はあえてパス。とにかくメディチ家やフィレンツェ共和国にまつわる史跡をめぐりながら、昼はメルカート(市場)を探訪することにしました。
写真はミケランジェロ広場から眺めた市街の様子です。夕方に訪れて感動しました。
朝食後、まずはメルカート(市場)の様子を見てから大聖堂へ向います。フィレンツェの市場は、大きな建物の中に入っています。ラヴェンナの市場とか那覇の牧志市場みたいな感じ。1階は肉・チーズ・ワインそしてお土産店、そして2階は青果店が並んでいます。ラヴェンナや前の年にいったパドヴァの市場に比べると、やや観光化している印象です。地元向けっぽい商品・店もあって、それこそ牧志市場のような状況なのでしょうか?
大聖堂に到着。
内部を見学、以外に地味でしたが、
フレスコ画が綺麗でした。
次にヴェッキオ宮殿に移動(写真を撮りそこねたので昨日のものを再掲)。現在もフィレンツェ市の市役所として使われているようなのですが、歴史的なエリアは見学することができます。
会議で使われていた大広間は壮観です。
外観は角型で地味な印象でしたが、中身は豪華絢爛。
かなりきらびやか。当初は共和制だったものの、メディチ家の独裁となり、君主制へと移行していったフィレンツェの歴史の語っているかも。
執務机はこんな感じ。
大広間を上から見下ろすとこんな感じです。
まどからは大聖堂が見えます。
当時の地球儀でしょうか。
中には少し質素な部屋もありました。でもいい感じ。
ヴェッキオ宮殿の見学をおえて、外に出てくると、、、宮殿の入口でウェディングドレス姿の花嫁と花婿の姿があり、周りからライスシャワーを受けていました。一瞬、なぜ博物館で!?と思い何らかのイベント?とも思いましたが、そうではなく、普通に市役所に婚姻届を出してきたカップルのようです(だから写真はありません・笑)。ヴェッキオ宮殿は今も昔もフィレンツェ市役所、婚姻届もここに出すようです。
ヴェッキオ宮殿の見学を終えると、ちょうどお昼。市場(メルカート)に向い、お昼とお土産を調達します。
フィレンツェのメルカートの1階部分は多くの観光客で賑わっています(Gatto e Topoもその一人ですが)。
チーズ、生ハム・サラミ類、食肉、ワイン、土産物品をはじめ、いろいろなお惣菜も売られています。聞きかじったイタリア語「Posso fare una foto?(写真を撮ってもいいですか?)」と話しかけ、写真を撮らせてもらいました。
ブログトップのチーズの写真、実はこのお店のだったりします。書かれているユーロはKgの値、もちろん100g~50g位で切り売りしてくれます。概ね日本での1/10から1/5位の価格です。
また別の店では、日本人の店員さんに選んでもらいおみやげ用のChiantiとハーフボトルのワイン(GAVI DOCG)も買い、ホテルに戻ります。この日のお昼はこんな感じ、シンプルですがとてもおいしかったです。
・ハム、サラミ類2種
・チーズ2種
・お惣菜類3種類(肉団子、トマトのせパン、お惣菜パスタ)
少し酔ってしまいましたが、気をとり直して、午後の観光。
まず、サンロレンツォ教会に隣接したメディチ家礼拝堂を見学しました。
撮影禁止だったので内部の写真はありません。微妙に工事エリアがあった記憶も・・・。
その後、ジェラートを食べたりしながら、市内を散策しました。
ヴェッキオ宮殿こと、フィレンツェ市役所前ではお祭りが開かれていました。ひるがえるメディチ家の旗、現在はフィレンツェ市の旗でもあります。なかなか壮観でした。
夕方近くなり、中心部から少し外れたところにあるミケランジェロ広場を目指します。
大きな地図で見る
航空写真での左上から中央あたりがフィレンツェ市の旧市街、ミケランジェロ広場は画面右下の緑豊かな場所です。距離が多少離れている上に、少し丘になっているのでなかなか疲れました。
広場につくと景色が開きます。
冒頭の写真もミケランジェロ広場でのカットですが、望遠レンズを使えば大聖堂もかなりの迫力です。
ミケランジェロ広場の様子。のどかです。
登り切ると駐車場のような感じでした。
歩いて市街地まで戻り、この日の晩は普通にレストランに入りました。
まず頂いたのは、タレッジョチーズのオーブン焼きと
クロスティーニの盛り合わせ。
そしてトマト風味のパン粥。
イノシシのラグーのパスタ。
そしてトスカーナ風ステーキ、ルッコラのサラダ添えです。
観光客が多い感じでしたが、なかなか楽しげな雰囲気でした。
いよいよ旅も終盤に差し掛かりましたが、この日は大きな移動もなく(今回は初の移動なしの日)、フィレンツェ市内を探索することにします。有名なウフィツィ美術館にも行きたかったのですが、それだけで1日が終わってしまうのではないかという危惧で、今回はあえてパス。とにかくメディチ家やフィレンツェ共和国にまつわる史跡をめぐりながら、昼はメルカート(市場)を探訪することにしました。
写真はミケランジェロ広場から眺めた市街の様子です。夕方に訪れて感動しました。
朝食後、まずはメルカート(市場)の様子を見てから大聖堂へ向います。フィレンツェの市場は、大きな建物の中に入っています。ラヴェンナの市場とか那覇の牧志市場みたいな感じ。1階は肉・チーズ・ワインそしてお土産店、そして2階は青果店が並んでいます。ラヴェンナや前の年にいったパドヴァの市場に比べると、やや観光化している印象です。地元向けっぽい商品・店もあって、それこそ牧志市場のような状況なのでしょうか?
大聖堂に到着。
内部を見学、以外に地味でしたが、
フレスコ画が綺麗でした。
次にヴェッキオ宮殿に移動(写真を撮りそこねたので昨日のものを再掲)。現在もフィレンツェ市の市役所として使われているようなのですが、歴史的なエリアは見学することができます。
会議で使われていた大広間は壮観です。
外観は角型で地味な印象でしたが、中身は豪華絢爛。
かなりきらびやか。当初は共和制だったものの、メディチ家の独裁となり、君主制へと移行していったフィレンツェの歴史の語っているかも。
執務机はこんな感じ。
大広間を上から見下ろすとこんな感じです。
まどからは大聖堂が見えます。
当時の地球儀でしょうか。
中には少し質素な部屋もありました。でもいい感じ。
ヴェッキオ宮殿の見学をおえて、外に出てくると、、、宮殿の入口でウェディングドレス姿の花嫁と花婿の姿があり、周りからライスシャワーを受けていました。一瞬、なぜ博物館で!?と思い何らかのイベント?とも思いましたが、そうではなく、普通に市役所に婚姻届を出してきたカップルのようです(だから写真はありません・笑)。ヴェッキオ宮殿は今も昔もフィレンツェ市役所、婚姻届もここに出すようです。
ヴェッキオ宮殿の見学を終えると、ちょうどお昼。市場(メルカート)に向い、お昼とお土産を調達します。
フィレンツェのメルカートの1階部分は多くの観光客で賑わっています(Gatto e Topoもその一人ですが)。
チーズ、生ハム・サラミ類、食肉、ワイン、土産物品をはじめ、いろいろなお惣菜も売られています。聞きかじったイタリア語「Posso fare una foto?(写真を撮ってもいいですか?)」と話しかけ、写真を撮らせてもらいました。
ブログトップのチーズの写真、実はこのお店のだったりします。書かれているユーロはKgの値、もちろん100g~50g位で切り売りしてくれます。概ね日本での1/10から1/5位の価格です。
また別の店では、日本人の店員さんに選んでもらいおみやげ用のChiantiとハーフボトルのワイン(GAVI DOCG)も買い、ホテルに戻ります。この日のお昼はこんな感じ、シンプルですがとてもおいしかったです。
・ハム、サラミ類2種
・チーズ2種
・お惣菜類3種類(肉団子、トマトのせパン、お惣菜パスタ)
少し酔ってしまいましたが、気をとり直して、午後の観光。
まず、サンロレンツォ教会に隣接したメディチ家礼拝堂を見学しました。
撮影禁止だったので内部の写真はありません。微妙に工事エリアがあった記憶も・・・。
その後、ジェラートを食べたりしながら、市内を散策しました。
ヴェッキオ宮殿こと、フィレンツェ市役所前ではお祭りが開かれていました。ひるがえるメディチ家の旗、現在はフィレンツェ市の旗でもあります。なかなか壮観でした。
夕方近くなり、中心部から少し外れたところにあるミケランジェロ広場を目指します。
大きな地図で見る
航空写真での左上から中央あたりがフィレンツェ市の旧市街、ミケランジェロ広場は画面右下の緑豊かな場所です。距離が多少離れている上に、少し丘になっているのでなかなか疲れました。
広場につくと景色が開きます。
冒頭の写真もミケランジェロ広場でのカットですが、望遠レンズを使えば大聖堂もかなりの迫力です。
ミケランジェロ広場の様子。のどかです。
登り切ると駐車場のような感じでした。
歩いて市街地まで戻り、この日の晩は普通にレストランに入りました。
まず頂いたのは、タレッジョチーズのオーブン焼きと
クロスティーニの盛り合わせ。
そしてトマト風味のパン粥。
イノシシのラグーのパスタ。
そしてトスカーナ風ステーキ、ルッコラのサラダ添えです。
観光客が多い感じでしたが、なかなか楽しげな雰囲気でした。
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