この日はパドヴァ市内を見学しました。
写真は、楕円形の水路と彫刻がならぶ広場プラート・デッラ・ヴァッレ(Prato della Valle)です。
少しだけ内部を見学。
プラート・デッラ・ヴァッレへ向い、楕円形の水路と並び立つ市民像を鑑賞しました。
水路横には路面電車の停留所もありました(行ったときは運休中)。
温室内には食虫植物が充実。植物園として楽しめました。
ついで程近いところにあるサント・アントニオ・パドヴァ大聖堂(Basilica di Sant'Antonio da Padova)を見学。パドヴァ守護聖人の聖アントニオを祀るパドヴァ市の中心的な教会です。かなり賑わっていてお土産も充実していました。欧州各地から多くの参拝者を集めているようです。
正面にはフィレンツェの彫刻家ドナテッロによるガッタメラータ(Gattamelata)騎馬像が鎮座しています。Gatta melataとはトラ柄のメス猫の意味、15世紀に活躍したベネチア共和国の司令官エラズモ・ダ・ナルニ(Erasmo da Narni)の愛称です。
サラミ盛り合わせは至って普通。焼きポレンタものっています。
ラビオリも普通においしいです。
驚いたのはこちら。「パドヴァ風ビーゴリ」らしいのですが、鶏挽肉にグリーンピース、なんとカレー味です。
街中を散策します。
お店が開くまでの間、パドヴァ大学付近を散策。大きなキャンパスのある大学、というより東京の私立大学のように街中に大学の施設が並んでいる感じでした。1222年創立(ボローニャ大学についでイタリアで二番目に古い大学)というだけあって、多くの建物が歴史的建造物でした。
一日中パドヴァ市内をめぐり、ついに夕方になりました。
1ユーロ150円位だった当時でも、日本で買う場合の1/10位の値段です。
昼間は廃墟っぽくさえおもえたラジョーネ宮1階部分でしたが、市場(メルカート)が開くとすっかり賑やかで楽しげな商店街に変身していました。
いろいろなお惣菜を買うことができます。この日は、ここで生ハム(パルマDOP)、モッツァレラ、サラダ、米のコロッケ(アランチーニ)、パンそしてワインを購入してホテルでいただきました。
本日のワイン:イタリア・Colli Euganei DOC(辛口白、微発泡)
パドヴァ近郊で作られているすっきりさわやかな微発泡ワインです。もちろんそれほど冷えていませんが、十分においしくいただきました。ホテルですべていただきました。海外で空港以外でワインを買うのは実はこの時が初めてで、3ユーロ代と驚くほど安かったので、味のほうを心配したのですがとてもおいしかったです。実のところ、税金、輸送コスト、中間マージンなどいろいろあって、都内で1000円前後で売られているワイン、つまりいつも後生大切に飲んでるワインはだいたいこれ位のもののようです。
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