5月21日早朝の金環日食です。
金環日食中は、少々雲が出てしまいましたが、リハーサルした甲斐あって無事に写真に収めることができました(07:32:14)。口径80mm(40mmに絞り、ND400+ND8で減光)、焦点距離910mmの望遠鏡にカメラを取り付けて撮影しました(直焦点法)。
当日は午前5時頃から起きて、こんな具合にベランダに望遠鏡をおきました(写真は金環日食中のものなので薄暗いです)。起床直後は晴天で喜んだものの、太陽は雲の中へ、天気予報的にも関東地方南部は厳しい感じでした。
6時半になって、太陽が再び顔を出し、良い感じに晴れてきました。すでに少し欠け始めています(06:32:53)。
だいぶ進んできました(07:04:12)。
かなり細くなり、黒点が隠されるところ(07:22:49)。そろそろ日が照っているのに薄暗くなってきました。
いよいよ未体験ゾーン、まもなくです(07:31:16)。
金環日食になる直前の瞬間です(07:31:59)。縁が不連続なのは月面の地形によるものかもしれません。
そして金環日食。ここで薄雲に突入するも、なんとか観察することができました(07:32:14)。
雲が厚くなってきて、望遠鏡(+減光フィルター)での撮影が難しくなってきたので、望遠レンズに付け替えます。雲を通して、光のリングが浮かぶ幻想的な光景が感動的でした(07:36:28)。
金環日食が終了し、しばらくすると再び雲を抜け、望遠鏡での撮影ができるようになりました(08:16:33)。
だいぶ戻って来ました(08:33:35)。
日食が終わる数分前の様子です(08:58:49)。後半は雲に悩まされましたが、何とか写真に収めることができました
今回は、太陽投影板による観察も行いました。望遠鏡の後ろに太陽を映すスクリーンを置くという方法で、安心して太陽を観察することができます。
またピンホールカメラの原理で、こんなことも。欠けた太陽の様子がわかります。
何はともあれ無事に見ることができてよかったです。雲にはヒヤヒヤさせられましたが、感動の瞬間を体験することができて大満足です。
(*)電波時計に比べて、カメラの内部時計が31秒ほど進んでいたので補正しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿