鹿児島・宮崎旅行3日目です。
この日は、霧島温泉からほど近いえびの高原でハイキングした後、宮崎空港を目指しました。
ハイキングコースの途中から眺めた六観音御池と甑岳(こしき岳)です。
霧島温泉(丸尾)からえびの高原を目指します。昨日の夜、通った道のりです。
こちらが周辺地図。
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途中、硫黄谷付近で出会った噴気。道路が陥没したため、ガス抜きの工事などを行ったそうです。立派な温泉源です。
ちなみに道路脇からも噴気があって、こんな具合に硫黄の結晶を間近に見ることができました。
昨日夜同様にえびの高原方向に抜けました。途中、昨年噴火のあった新燃岳に接近するため、交通規制のかかった分岐や立入禁止の登山道入り口の前を通りました。一見ものものしいです。旅行にあたって念のためハザードマップを参考にしましたが、新燃岳山頂からの噴火の場合には、霧島温泉郷やえびの高原付近は大丈夫そうです。すでに噴火活動は沈静化したようで、至って平穏でした。
途中、つつじが丘付近で一休み。固有種ノカイドウの自生地があり、ちょうど花を見ることができました。ちなみにノカイドウは鹿よけの防護ネットで囲まれていました。
ツツジの方は、まだ少々早かったようです。中央に見えるのは霧島山の最高峰、韓国(からくに)岳です。遠く朝鮮半島が見えそう、ということでこの名がついたらしいですが、さすがに距離が遠く、見ることはできないそうです。
ほんの少しですが、咲いている花もありました。
昨夜、星を見た場所を通り過ぎ、硫黄岳付近の噴気も見学しました。とりあえず車で行き、Uターンしましたが、後で、ハイキングで近くを通る予定です。
一旦、レストハウスと駐車場のある場所まで戻り、ここからハイキング開始です。
今回は、えびの高原の池巡りということで、地図下方の駐車場から出発し、白鳥山(しらとり)を登りつつ、時計回りに3つの池をめぐるコースを歩くことにしました。
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出発地の様子
ここにも噴石注意、の看板が・・・。でもすでに噴火は沈静化しているらしく、至って平穏でした。
途中、スミレや
リンドウなど様々な植物を見ることができました。
池巡り自然探求路だけでは・・・ということで、途中で分岐して、白鳥山の山頂を目指します。少しだけ本格的な登山道となりました。
途中、白紫池、六観音御池そして韓国岳を眺めることができる二湖パノラマ展望台では素晴らしい景色を見ることができました。快晴ならさらにすごい景色だったはず。
撮った写真をパノラマにしてみました。
左から、白紫池、六観音御池、そして霧島山の主峰・韓国岳です。(クリックすると拡大)。
日当たりにもよるのか、途中、こんな感じにツツジが咲いている場所もありました。
頂上付近にはアンテナがあり、付近のガレ場にはツツジが所々咲いていました。
特に白鳥山頂上付近のガレ場にはツツジが塊になって咲いているところがちらほらありました。
そして山頂に到着、かなり風が強く、
眼下の池が綺麗でした。
白紫池の周りをぐるりと回っていく形で歩いていきます。
そして北側の展望台に到着、こちらもよく開けていました。
かなり急な山道を下って行き、池巡りの遊歩道と合流、池巡りコースだと先の分岐点からここまでは10分程度だったらしいのですが、白鳥山なかなか時間がかかりました(が、その価値はありました)。
六観音御池が近づいて来ました。
池の畔には小さな神社がありました。
さらに森の中を歩いて行くと、やがて景色が開け、
不動池に到着します。神秘的な色の池でした。
ここで一旦車道と合流、先に車で来てUターンした硫黄岳への入り口です。
車できたときは、駐車場まではかなりあるように感じましたが、遊歩道は一直線なので、10分少々の道のりでした。
ツツジが綺麗に咲いている場所もありました。
駐車場の脇にあるレストハウスで焼肉を食べ、ハイキングの疲れを癒しました(笑)。
いよいよ宮崎空港に向けて、車を走らせていくことになりますが、えびの高原を下って、そのまま高速に乗ると、早く着きすぎてしまうことがわかりました(カーナビの予測到着時間)。そこできた道を戻り、霧島神宮を目指します。本来なら新燃岳の横を通り、御鉢を拝める高千穂河原(旧・霧島神宮跡地)をめぐるルートが良かったのですが、昨年の噴火の影響で通行止めです(平穏なのでそのうち再開すると思います)。そこで再び丸尾まで戻る迂回ルートを使いました。
霧島神宮。赤い社殿が印象的でした。
中は入ることは出来ませんが、こんな感じ。
帰り道、かなり時間的にはハードだったのですが、都城では関之尾の滝によってみました。
無事に都城ICから高速にのり、宮崎空港付近に到着。意外なことにガソリンスタンドを探すのが大変(結局レンタカーの人に聞きました)でしたが、無事に返却し、空港に到着です。宮崎空港もお土産が充実していました。空港についたのは18時ちょい前くらいだったのですが、退屈することもなく、19時過ぎの便で羽田に戻りました。
初めての南九州、いつものように詰め込み気味のハードな旅でしたが、なかなか楽しかったです。週末の実質2日でもなかなか楽しめることがわかったので、航空運賃の安い時期を狙ってまた行ってみたいです。
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