3月15日の晩御飯、イタリア料理です。
レシピ本によると、イタリア大統領の専属シェフが考案したので「大統領のインゲンパスタ」という呼び名らしいです。蒸したサヤインゲンとチーズ、卵黄などを混ぜてピュレ状にしたパスタソースです。レモン汁も入れるのでくどくなくておいしかったです。
ちなみに、イタリアの大統領、戦後、王制が廃止された時からおかれていますが、国会(元老院・代議院)の議決で選ばれます。重鎮的な人が選ばれるようです。イタリアでは首相が実質的に政治を動かしていて、大統領は象徴としての存在ですが、大統領のための宮殿があって、専属シェフもいることからわかるように、国家元首として高い権威を持っているようです。最盛期のローマ帝国の皇帝(元首)も、建前は元老院と市民(民会)の承認の後に即位していたのですから、それに近い存在といえなくもないかもしれません。写真は大統領の宮殿(左)と広場です。
他にカプレーゼや
ルッコラのサラダもいただきました。
参考レシピ:
朝田今日子「家庭で作れるイタリア、ウンブリア地方のオリーブオイル・レシピ」(河出書房)2012
2013年3月17日日曜日
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