5月2日の晩晩御飯・前菜編です。今日はギリシャ料理です。
・魚のスープ
魚のスープは、前菜(スープ)とメイン(今回は前菜編で紹介)が同時に作れるのが特徴です(スペインの肉と豆の煮込み「コシード」も同様です)。野菜と魚を煮込んでとったスープにレモン汁を加えていただきます。現地では魚1匹で作るのが普通のようですが、今回はタイとタラの切り身で作りました。なんというか、冷凍庫で保存でしていた特売品たちです。セロリなどの野菜をふんだんに使ったこともあって、とても豊かな仕上がりになりました。
・魚のスープの具
煮込んだ野菜と魚です。レモン汁・オレガノ・オリーブオイルを合わせたドレッシングをかけていただきます。
いわばブロードをとった残りですが、魔法のドレッシングをかけると劇的においしいです。先に書いたとおり、タイとタラで作りました。コロッケ、グラタン、煮込みなど万能選手のタラですが、この料理では煮込んでも歯ごたえがしっかりしていて味が抜け切らないタイの方が向いていることがわかりました。
・アジのマリネ
地中海周辺で広く食べられているマリネです。レモン汁と白ワインビネガーで漬け込んだアジです。
アジの場合は、完全に漬からずに、内部が刺身状態になっているのも格別なおいしさです(当日向き)。
メイン編のところに書いたとおり、この日は、ギリシャの赤ワインを開けました。でも魚にはやっぱり白ワイン、GW中ということもあって、実は白(ポルトガル・辛口)も開けました。そちらは明日分(ポルトガル料理)で紹介します。
参考レシピ:
Rena Salaman and Jan Cutler. The Illustrated Food and Cooking of Greece. Lorenz Books (2005)
2010年5月4日火曜日
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