沖縄・八重山旅行の3日目。西表島沖でシュノーケリングをしました。
引き続き、大自然にふれる旅です。サンゴ礁をこの目でみたい、ということで1日シュノーケリングツアーに参加しました。
西表島・上原港へ
サンゴのかけらでできた「バラス島」というところにぜひ行ってみたいということで、上原港出発の1日シュノーケルコースに申し込みました。ということで、始発のバスで上原港を目指します。西表島はとても大きいので、大原地区から上原港まではバスで1時間の道のりです。始発のバスで行っても、少し遅くなってしまいましたが、なんとか無事に合流、シュノーケルボートに乗せてもらい、すぐに出港です。
サンゴのかけらでできた島・バラス島
西表島と鳩間島の間には、サンゴの破片だけでできた島「バラス島」があります。結構飛ばしていましたが、港を出て10分ほどでつきました。
これは船で近づきつつあるところですが、海上にぽっかりと浮かんだ不思議な島です。台風や海流によって毎年少しずつ形が違うらしいです。
Google mapで見た位置関係。左下が西表島・上原港、右上の白いのがバラス島、周囲に浅瀬が広がっている様子がわかります。波も静かだし、とても泳ぎやすかったです。
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こんな感じでボートをつけます。今回載せていただいたのは真ん中の船です。とても澄んでいて海の美しさに感動しました。
ご覧の通りまさにサンゴの破片です。
昨年夏の神津島以来1年ぶりのシュノーケルです。フィンをつけてちゃんと泳ぐのは今回初めて。足のつかないところにも行きましたが、今回のツアーはライフジャケット着用だったので、安心でした。
バラス島自体がサンゴの破片でできているわけなので、海に入ってすぐのところはサンゴ破片ばかりでしたが、それでもいきなり沢山の魚に出会います。そして少しだけ泳ぐとごらんの通り、一面のサンゴの海が広がっていました!
お約束のクマノミにも出会えました。
本当にきれいなサンゴ礁が目の前に広がっていました。でも、生きたサンゴ礁を外れると、サンゴのかけらばかりの殺風景な海底になってしまいます。オニヒトデや気候変動の影響もあるのでしょうか。ヒトデ駆除も大変なようですが、なんとか貴重なサンゴ礁が残ってほしいです。
鳩間島
午前中はバラス島でシュノーケルを楽しんだ後、さらに沖にある鳩間島へ移動しました。とても小さな島ですが、40人が暮らし、郵便局や小中学校もある有人島です。
これが鳩間島の衛星写真。こじんまりとしていますが、美しい島です。お昼は港内の浅瀬でいただきました。
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港内とはいえ、ご覧の通り美しい海の色です。お昼の準備をしてもらっている間、ここで少しだけ泳ぎました。魚はほとんどいないとのことでしたが、細長い魚(ヨウジウオ?)を見ることができました。
お昼はボートの中でタコライスをいただきました。南の島のボートの上でお昼、というのはなかなかできない経験です。とてもおいしかったです。
午後は少しの間、鳩間島見学。丘の上の灯台に行ったり、
あまり人の来なさそうな海岸を探検したり、
集落の中の道を散策したりしました。
伝統的な造りの家も結構残っていて、それでいて観光化された印象はなく、とてもいい雰囲気でした。
鳩間島の沖にて
鳩間島の沖にもサンゴがきれいな場所がありました。
きれいなチョウチョウウオにであったり、
スズメダイの群れにも会うことができました。
ウミガメに出会う
ウミガメがみえるというポイントに連れて行ってもらいました。ウミガメの姿をばっちり見ることができました。寝ているときも十数分に一度呼吸のために上がってくるという話ですが、寝ているときも息継ぎが必要とは、なんだか大変そうです。ライフジャケットを着ているとはいえ、波が少し高くてこちらも少し大変でしたが、貴重な姿が見れました。
最後に、バラス島にもう一度寄っていただき、浜辺を楽しみました。
波打ち際付近は、こんな感じですが、透明度が高いです。
こういうツアーに参加するのは初めてだったので、いくぶん不安があったのですが、とても、充実のシュノーケルツアーでした。帰りは、石垣島経由で竹富島に行くということもあって、帰りは忙しかったですが、とても親切にしていただきました。
ちなみに、帰りの高速船ですが、前の方の席に乗ったということや、その日の海況にもよるのだと思いますが、とてもよく揺れました。上原港から石垣島は多少波が荒いのかもしれません。でも無事に到着、さらに竹富島行きの船に乗り換えて、無事に到着しました(写真は石垣-竹富島の高速船。いくぶん大きめ)。石垣港から竹富島まではおよそ10分です。この日は夕方の到着でしたが、石垣島からの日帰り客が多いらしく、船を待つ乗客の列に驚きました。
2010年8月31日火曜日
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