2010年10月21日木曜日

イトヨリのフェンネル風味焼き、ラムの串焼き

10月16日の晩ご飯。ギリシャ料理・メイン編です。

・イトヨリのフェンネル風味焼き
 
フェンネルシードをまぶした魚を焼き上げます。レシピ本ではグリルパンで調理、と書かれていましたが、オリーブオイルを少々塗って、試したところ皮がくっつきそうになってしまったので、いつものようにオーブン焼きにしました。下にはグリル焼きにしたフェンネルのバルブを敷き詰め、仕上げに、フランベしたウゾ(アニス風味の蒸留酒)をかけました。フェンネル(アニス)のさっぱりとした香りがアクセントになります。ちなみに、フェンネルの香り、一見すると癖がありそうですが、バルブの部分は焼いてしまうと極めておとなしい味になります。



・ラムの串焼き(ケパブ)
 
東地中海(~中東)料理の代表作、ケパブのギリシャ版です。レモン汁、オリーブオイル、オレガノ・タイムでマリネしたラム肉を串焼きにしました。シンプルですが、とてもおいしいです。ちなみにギリシャはキリスト教国(ギリシャ正教)なので、豚肉でも同様の料理を食べるようです。



本日のワイン:日本・山梨県(デラウェア種・辛口白・微発泡)

2010年の新酒です。無濾過で微発泡のこの時期だけ楽しめるタイプです。「中口」となっていましたが、普段飲んでいるワインと比べると、かなり甘口です。一緒に飲んだウゾも甘みのきいた(こちらはまさにアニスの成分)お酒ですし、今回の料理の場合、かならずしもあわないことはありませんでした。食中というよりは、食前・食後に楽しむ感じですが、この時期は毎年楽しんでいます。甲州種の新酒も楽しみです。


参考レシピ:
Rena Salaman and Jan Cutler. The Illustrated Food and Cooking of Greece. Lorenz Books (2005)

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